ホテルモントレ建て替え

(仮称)ホテルモントレ神戸建替計画 ホテルデザインや規模が判明!



一昨年末に閉館したホテルモントレ神戸。昨年およそ半年を掛けて既存建物の地上部解体が行われた後、既存基礎を再利用して新しいホテルモントレ神戸へと建て替え工事が開始されました。しかし新ホテルのデザインや規模等はベールに包まれたままでした。



しかしようやくCASBEE神戸公表によって概要が判明しました。先行して建て替えられたホテルモントレアマリーが宿泊特化型のビジネスホテルに変貌したので、ホテルモントレ神戸の建て替えはどういった路線が選択されるのか気になるところです。新しいデザインはその低層部や建物色彩にこれまでの中世南イタリア調を踏襲しているようです。チャペルや宴会場を備えた総合ホテルとして再び開業するでしょうか。

名称 (仮称)ホテルモントレ神戸建替計画
所在地 神戸市中央区下山手通2丁目11-3
規模 地上12階 地下1階
敷地面積 1,850㎡
建築面積 1,148㎡
延床面積 10,587㎡
構造 鉄骨造
用途 ホテル
設計 大本組
施工 大本組
事業主 山王エステート
完成予定 2020年3月
建物の概要は地上12階地下1階、延床面積は1万平方メートルを越えます。これは現在、建設中のホテルとして最大規模であったドーミーイン神戸元町を上回ります。



解体前のホテルモントレ神戸。消防条例の規制前やバブル期に建設された建物だけあって内外装のデザインや設計は非常に凝っていました。神戸で新築されるホテルや住宅はどうしてもデザインの制約が発生して、皆同じような建物になってしまいます。ユネスコデザイン都市に認定されているにも関わらず、またしても規制が足を引っ張ります。
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