4月後半に旧神戸阪急ビルをイメージした低層部にクラシックなカーテンウォールの取り付けが始まった事をお伝えして以来、約4ヶ月間は殆ど外見上の動きが見られなかった神戸阪急ビル増築工事。依然、低層部は足場と養生ネットに覆われたままです。
この秋には一期工事に目処がつく予定と発表されており、阪急東口改札やJR西口改札と市営地下鉄や三宮駅北側を結ぶ連絡路は現在の暫定神戸阪急ビル東館の西側内部を通るルートから建設中の新築ビル東側部分の地下を通るルートへと変更される予定です。これを機に残る暫定ビルを解体して敷地全体に新ビルを建設する準備が整い、二期工事がスタートします。この段階からはタワークレーンが少なくとも二基並んで、来年の今頃には中高層部の鉄骨建方が見られるようになるでしょう。
では一期工事が完了する目処はどこまでついているのでしょうか。
これまで養生ネットと足場に覆われていた建物の西側は再び鉄骨が剥き出しになっています。
東面はすでにカーテンウォールの取り付けは終わっていますが、この面はまだ空洞のままです。駅に面した南側と暫定ビルの残りに面する西側は暫定の下地の外装材で覆われています。この地上部分を観察する限りにおいてはとてもあと1〜2ヶ月で供用を開始できる状態とは思えません。
やはり地下階の新設通路を介して各駅改札を結ぶという形が採られそうです。この暫定ビルの残りの部分もあと数ヶ月で見納めとなります。すでに解体済の同ビル東側部分の解体がはじまったのが2016年6月という事で実にもう2年も前の話です。なかなか我々も忍耐強く工事の進捗を見守っていますが、通路として稼動中の既存ビルや運行中の鉄道各社、隣接して入り乱れる地下空間や地下道等に接して進められているだけに超難工事を強いられており、なかなか目に見える形で工事進捗を把握できる段階には至っていません。
しかし二期工事が進み出すと前述のように大型再開発である事を肌で感じられる光景が見られる事になるでしょう。まだ新通路の具体的な供用開始や現通路の閉鎖時期は明らかになっていませんが、近日中にまた駅構内や通路、仮囲いに案内の掲示が貼り出されるものと思われます。供用の始まった新通路の模様を皆さんにレポートする日が待ち遠しくてたまりません。
神戸阪急ビル増築工事
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阪神淡路大震災からの「本当の復興」であるこの計画、非常に楽しみにしています。
三宮は非常に狭いので工事が大変でしょうね。
ですが神戸市の再開発事業の早期整備のためにも、阪急の「本気」を見せて欲しいところです。
早く大規模再開発感を知らしめすような工事の段階に突入して欲しいですね。タワークレーンが駅前に林立してくるとそうした感じが出てくるかと思います。
夢が詰まっている工事ですね。
細かい事ですが、阪急と地下鉄連絡路が現在より東に作られるということは。いま地下鉄改札前のお店達が取り払われ その辺りに出て来ると思っていいのでしょうか?
阪急の一期工事は少し遅れているようですね
ウワサによると共用開始は12月頃だとか。
地下鉄は市が所有しているので、特に現在の地下店舗等の移設等は現状は無いかと思います。
遅延が本当だとすると、少しの間、お預けですね。