ポートアイランドII期

(仮称)オープンイノベーション拠点ビル新築工事 基礎工事が進行中 鉄骨建方は今秋から?


神戸市都市振興株式会社が整備する(仮称)オープンイノベーション拠点ビルの新築工事。地上6階建の建物にウェットラボスペースを複数備える他、イノベーションパークと呼ばれる入居企業の交流を促進するスペースを整備します。また神戸市とシリコンバレーの500スタートアップスが協働して、ヘルステックのスタートアップ企業をこのビルに優遇入居させる措置も検討されています。


現場では既に既製杭の打ち込みが完了しており、基礎構築の為の掘削が進められています。


ポートライナー京コンピュータ前駅と直結するKCMI神戸医療イノベーションセンターの真北に沿うように建設が進みます。2階デッキが新しいビルの2階部分にも連結される予定です。


基礎の地中梁を構築する部分が掘削されています。


東京・品川では民間鉄道事業者の京急が同様のイノベーション拠点施設を7月に開設しました。スタートアップを中心に30社の入居を目指しています。他にも東急が渋谷に開いたSOIL、三菱地所が大手町に開いたInspired.Lab等、続々と不動産会社や鉄道事業者によるスタートアップ拠点施設が誕生しています。三宮にもコワーキングスペースとスタートアップ支援を合わせた施設fabbit神戸三宮が開業しました。11月にはウィーワークも開設予定です。次々にスタートアップ支援施設が生まれる中、施設間・地域間の競争激化や、そもそも起業家の需要がどこまであるのかといった根本的な問題もあります。そしてやはり本丸は政府が主導して選定を予定するにスタートアップ企業集積拠点都市に神戸が選ばれるのかどうか。決定が予定される来年までの猛アピールが必至な状況です。

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