雲井通5・6丁目再開発

雲井通5丁目再開発事業協力者の募集開始!

bustasannomiya12.jpg

ヴィーナステラスを眺望点とする都心部建物に対する高さ規制導入に反対される方はこちらをクリック (神戸市に提出する為、皆様からの反対意見を募集しています)

神戸市が高層ツインタワーとなるバスターミナルビルのI期ビルを整備予定の雲井通5丁目再開発についていよいよ事業協力者の公募を開始しました!アドバイザー企業による提案内容を基に神戸市が策定した基本構想により、バスターミナル、駐輪・駐車場、商業施設、大小ホール、三宮図書館、オフィス、中長期滞在施設、ホテルといったてんこ盛りの複合機能を持たせた高さ上限165mの超高層ビルが整備される事になります。

bsutasannomiya-05.jpg

公募期間は7月6日から1ヶ月間。その後、非公開形式で審査委員会による選定が行われ、8月末までに決定及び選定事業者への通知が行われるというスケジュールが予定されています。つまり2ヶ月後の9月上旬にはほぼ完成する建物の概要が発表される事になるのです。まさかJRターミナルビルより前にバスターミナルビルの内容が固まる?とは思いませんでした。同時期に発表となれば当ブログはお祭りになるのでしょうね。

bustasannomiya-04.jpg

さて、応募を行う事業協力者の顔ぶれは一体どうなるのでしょうか。アドバイザープロポーザルでは三菱地所が中心となって三菱倉庫、神鋼不動産、大林組の4社から構成する第1グループと森ビル都市企画が代表となり、アールアイエー、竹中工務店、関電、野村、東急の各不動産会社、アベストコーポレーション、そして神戸ポートピアホテルが名を連ねた第2グループからコンセプトが提出されました。

busta000.jpg

このままのグループがまたそれぞれの案をブラッシュアップして提出してくるのか、それともグループの再編や分割等も行われるでしょうか。大阪のうめきた二期では各企業から競うように数多くのプロポーザルが提出されましたが、実際に公募に応じたのは2企業グループでした。当初のプロポでは企業がバラバラに各々の案を出した一方、実際にはグループ化されましたが、参加企業数は減ったようです。

いずれにせよ三宮の再開発でこれだけの大手民間企業が興味を示すプロジェクトはありませんので、提案内容には大きな期待を寄せています。JRで気を揉む我々へのカンフル剤としては十分なインパクトを与える素晴らしい内容になる事を期待して9月を待ちたいですね!



関連記事
雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 勤労会館は完全消滅 サンパルや東横INNも半分の規模に縮小

2023年3月18日
こべるん ~変化していく神戸~
サンパルを皮切りに街区内の既存建物解体撤去が開始されてから約10ヶ月が経過した神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業の事業地 …
雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 サンパルに続いて勤労会館の解体撤去工事にも着手 東横INN閉館を待って街区全体の解体開始

2022年8月25日
こべるん ~変化していく神戸~
大林組の施工により、サンパルの本格的な解体が開始されている雲井通5丁目の大規模再開発プロジェクト。地上32階・高さ164mの超高層複 …
雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 勤労会館の解体撤去工事開始 全体街区の解体準備整う

2022年9月3日
こべるん ~変化していく神戸~
雲井通5丁目の再開発始動に伴い、閉館した神戸市勤労会館の解体撤去工事も開始されました。建物を足場と防音パネルで覆い始めています。  …
雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業タワークレーン4号機が登場!鉄骨建方は敷地全体に拡大

2025年9月29日
こべるん ~変化していく神戸~
順調に鉄骨建方が進行している雲井通5丁目のバスターミナルI期ビル。日に日に躯体が大きく成長しており、以前のサンパルに近い規模に近づき …
雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 敷地全体で掘削が進み乗り入れ構台の設置も開始

2024年5月14日
こべるん ~変化していく神戸~
サンパルの解体工事開始から既に2年が経過した雲井通5丁目再開発プロジェクト。次世代の三宮におけるランドマークタワーの誕生に向けて残り …

POSTED COMMENT

  1. hk より:

    建築面積がそこそこあるのに上を後退させてオフィス部分のワンフロアが小さくなるのは勿体ない気もしますね
    駅前の一等地なだけに

  2. しん@こべるん より:

    hkさん
    ここでも神戸市の景観条例が立ちはだかるのですが、高さ60mを越える建物の東西幅は40mに抑えられてしまうのです。。。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。