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神戸新聞は旧神戸メディテラスの建物と敷地を取得したパルコが来秋、三宮ゼロゲート(仮称)を開業予定と報じました。同建物跡地に地上4階建て、延床面積約1500平方メートルの商業ビルを新たに建設します。2015年の電撃取得から3年越しでようやく兵庫県内初のパルコ進出が実現します。
計画されている建物はアルミカーテンウォールに覆われたガラスの箱ビルです。形状としてはメディテラスと比べるとオーソドックスではありますが、向かいで建設中のカンデオホテルズの低層階も同様にアルミカーテンウォールの店舗フロアになるので、統一感がとれた景観になる事でしょう。特に夜間は大きくとられた開口部から光が外に漏れ出るので、周囲は明るく華やかになるのではないかと思います。
旧メディテラスの解体工事も開始されています。今後、3-4ヶ月を掛けて解体を行い、12月に新築建物の建設工事に着手する予定です。テナント構成は未定とのことですが、これまでのゼロゲート進出テナントの実績を考えると、H&Mの三宮初出店の可能性があります。
パルコはもう何年も前から神戸への出店を計画していましたが、路面店の強い神戸において百貨店以外の大きな箱は成功が難しいとされています。パルコも近頃は、都心部の出店用地が限られている他、投資リスクも高くなる大型店の出店は抑制して、中小型のゼロゲートの展開に力を入れています。神戸ではなかなか進出先に恵まれなかったようですが、ゼロゲートに最適な立地であったメディテラス売却話は、渡りに舟だったかと思われます。
一部の読者の方からのご要望もあって、今後、新規プロジェクト始動時の初回記事掲載に限って、グーグルマップを載せるようにしたいと思います。
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メディアテラスの外観は名物になっていたのに、ださいデザインの建物になってしまい残念です
ゼロゲートとしては標準的な規模なのかも知れませんが、立地及び新築である事を考えると、4Fではちょっともったいない気もします。高層部にはオフィス、イベントスペース、小ホールなどの導入を考えても良かった気もします。ともかく地域の景観が一新される事は喜ばしい事と思います。
人それぞれ好き嫌いはあるでしょうが、これだったら今までのメディアテラスの方がよかったかな。向かいの建設中のホテルの下層部が予定のイラストよりもう少し凝ったデザインであったなら、トアロードを北から南へ向かう時に高架をくぐって最初に目にする”居留地へと続く門”的な視覚効果があったように思うのですが。（0ゲートは隣の薬局にできてくれれば個人的には理想的だったかな。）まぁ諸々の事情もあってこうなった訳で無責任な感想言っても仕方ないですね。出来てしまえばこれでよかったとなるかもしれませんし。
この辺りは再開発が進んきてる期待のエリアですので是非そうなって欲しいですね。
築浅の建物がいとも簡単に解体されてしまうのは正しいとは思えませんが、建築史を無視したハリボテ建築が神戸から1つ無くなって安心しました。
中国のハリボテ建築が批判されて、何故これが受け入れられるのかが不思議です。
メディテラスのデザインも賛否両論ありました。ゼロゲートも出来てみれば馴染むかもしれませんよ。
容積率は最大活用されていなさそうですね。ただ敷地面積が狭いので別用途を上層階に盛り込むと、新たにエントランスやエレベーターが必要となりますので、店舗階を圧迫します。ただもう2層位は上乗せして欲しかったですね。上物投資額が6億に抑えられたのも他に理由があるかもしれません。私は将来的にJフロントが元町GSパークを再開発すると思っています。これにパルコが一枚噛むとすれば、投資額を抑えて元町計画に上乗せする判断をしたのではないかと勝手に深読みしています。
トアロードは薬局周辺が低度利用されていて勿体ないですね。集約した開発が望ましいです。
メディテラスは賛否がはっきり分かれていましたね。ただ写真を撮る欧米人がこの建物をクールと思っていたかは?が付くかと思います。