いよいよ解体工事がスタートした旧神戸メディテラス。年末までを掛けて、既存建物を解体撤去し、跡地にはパルコが新たな商業ビルとなる「三宮ゼロゲート」を開業します。
建物の解体工事を受注したのは戸田建設。恐らくそのまま新築ビルの施工も同社が引き続き行うものと思われます。元町の旧りそな神戸ビルの解体も同社が担っています。同じくゼロゲートとしては名古屋ゼロゲートも戸田建設の設計施工で完成しました。都心では既存建物解体と新たな建物の新設が相次いでおり、震災復興期より停滞していた街の新陳代謝が再び進み始めています。
一部を除いてはまだ外観上、解体が進んでいる気配はありませんが、内部の解体は相当進んでいるものと思われます。もうまもなく防音パネルに既存建物が覆われて、短い間ですが、1つの風景を創り出した建物が姿を消します。
変貌を遂げようとしているトアロード交差点です。ゼロゲートは既存建物と同じ地上4階建てとなる予定ですが、塔屋階や四角の箱ビルである為、現状以上のボリューム感が出てくるのではないかと思います。このゼロゲートを布石として、本命のパルコが出てくるでしょうか。大阪、大津と関西にあったパルコは全て撤退。関西は今やパルコの存在しない空白地帯です。丸井のケースをとっても、パルコの関西再進出の地として神戸は最適なのではないかと思います。
三宮ゼロゲート・旧神戸メディテラス解体工事
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