地下鉄海岸線みなと元町駅西側の出口で建設中の複合ビル「みなと元町計画」です。旧第一銀行の外壁を活用した同駅の出口の真裏にあるコインパーキングを土地を所有する大林組と大林新星和不動産が開発しています。建物の外観も完成に近づき、いよいよ足場と養生ネットが取り払われて、そのベールを脱ぎ始めました。
乳白色・不透明のガラス手摺を採用した住戸階。シンプルかつオーソドックスなデザインですが、モダン感はあります。
しかしこのデザインが低層部の近代建築とマッチするのかはこの建物のパースが公開されてから物議を醸しだしていました。敢えてシンプルにすることでその存在を消し、低層部を目立たせるという考えもあるかもしれません。ベールを脱ぎ始めた今でも実際に全景を見るまでは、この二つのデザインがマッチするのかどうかを想像するのは、やはり難しいです。
この建物がもし単体として存在するのであれば特に不満はないです。シンプルな中にスタイリッシュさも感じられます。
ひとまず完全体が見られるまでは評価は据え置いておきたいと思います。
同じみなと元町駅の東側出口付近で建設中の「元町・栄町通プロジェクト」。先日触れたばかりの金融機関ビルの新築工事ですが、正面部の養生ネットが一部取り払われて躯体の様子が見て取れました。やはり鉄骨造でした。最新ビルとあって付近のビルと比較すると、階高が大きいです。同駅の東と西で栄町通の景観が変貌中です。
みなと元町計画新築工事
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