秋も深まってきた今日この頃。澄んだ青空や涼やかな風、虫の音等で秋を感じる事が多くなってきましたが、私が好きな秋の自然の風物詩はうろこ雲です。特に夕焼け時のうろこ雲には自然の優美さと哀愁のような独特の雰囲気を感じる事が出来て、時間を忘れて見惚れてしまいます。先日、神戸の街に夜の帳が下りる少し前のマジックアワーに見事なうろこ雲が現れました。
この日のうろこ雲は西から東へと帯状の形でダイナミックに広がりました。従って夕焼けに染まったうろこからグラデーションを経て、青空と暗くなる前の藍色の中間色のような色彩に染まったうろこまでと、非常にバラエティに富んだ姿を見せてくれました。
山の上に広がったうろこ雲は真っ赤な夕陽に染められて幻想的な風景を創り出しています。
雲海は通常、飛行機や山の峰から眼下に眺める雲の様子を指す言葉ですが、夕焼けに染まるうろこ雲も雲海という言葉が当てはまる気がします。
時間が経つにつれ、夕陽の赤色はその濃度を増してゆきます。うろこ雲も同様により真っ赤に染まってゆきます。
この辺りを凝視していると、ある意味この世のものを見ているとは思えないような不思議な感覚に襲われます。
このような美しいうろこ雲に出会える日はそう多くはありません。ましてやカメラに収められるチャンスは更に確率が下ります。非常に幸運だったと思います。皆さんも秋の晴れた日の夕方には空を見上げてみてください。美しいうろこ雲を堪能できるかもしれません。
幻想的な日没時のうろこ雲 神戸上空~2016年中秋~
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最近、ライトアップの美しい場所を探して歩いています。三幸学園やセントモルガンチャーチなど無国籍風の建物のライトアップが秋の夜景に貢献していると思います。
日本は美しいですね。この空の風景に海と山もあり、そして四季がある。私は海を眺めるのが好きですが、これからは紅葉ですね。豊かな自然…大事にしたいですね。
お疲れ様です きれいな秋空ですね