高さ111mの神戸ポートピアホテルはポートアイランドでもっとも高い建物です。その高層階の客室やレストランからは素晴らしい景色が広がっています。
客室から眺めた南側の眺望です。ポートピアアイランド2期エリアから神戸空港島を見渡すビューです。
足元周りにはポートピアホテルの敷地内の施設群。超高層の本館とは異なり、全室にバルコニーを備えたリゾートホテル感満載の南館。
その低層部の屋上にはルーフトッププールやセントチャペルがあります。
今回の宿泊では子供とプールで一日中楽しむ予定でしたが、私の体調が優れなく、断念しました。
夜にはカラフルにライトアップされてナイトプールが開催されています。プールから見上げる本館、南館の夜景も美しいと評判です。
プールで楽しむなら南館に宿泊する方が適しているかもしれません。
正面には南公園越しに医療産業都市の企業、施設群が広がります。そしてその背後には神戸空港島。朝夕のラッシュアワーには飛行機の離着陸が頻繁です。
夜の帳が下りると、大阪湾の後方に大阪府下の沿岸部が光となって連なります。そして更に後方には山々。平日の医療産業都市はオフィスの明かりがもっと多い事でしょう。
ポートライナーの高架軌道が真っ直ぐに伸びています。空港に向かうライナーのトレインビューも楽しめる眺望です。
夜間になると、港島球技場のナイターが始まるので煌々と明るい存在です。
南側の眺望も昔と比べれば十分にハイライト性が高まり賑やかになりましたが、しかしこのホテルの眺望の売りはやはり神戸の中心市街と六甲山を望む北側です。
眼前に神戸ファッションタウン。個性的なオフィスビルが立ち並び、アパレル関連企業が集積しています。しかしかつての大手アパレル企業がこれまでの規模を維持するのは難しい時代になりました。国内最大のアパレルメーカーだったワールドは今後どのような戦略で巻き返しを図るのでしょうか。
やはり神戸の景観は国内では高い稀です。一目で神戸と分かるこの街の魅力とコンテンツをどう国内外に上手く発信していくのか。
森ビルのシンクタンクである森記念財団都市戦略研究所が日本の都市力評価では、今年も神戸は6位でした。不動と言えばそれまでですが、5位以上を目指すには飛躍的に競争力を高めなければなりません。他都市の変化も著しい為、現在進められている再開発や各種プロジェクトはあくまでも現状を維持する為の最低限です。やはり鍵を握るのは空港の国際化ではないかと思います。実現すれば、ポートピアホテルの稼働率も大きく向上する事になるでしょう。
神戸ポートピアホテル宿泊記 神戸の街・海・山を望むパノラミックビューが魅力
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