WDB三宮ビル

WDB三宮ビル新築工事 自社ビル建設の大型投資によってWDBが見出す神戸のポテンシャル



江戸町筋と仲町通の交差点角地に立地した急三共生興スカイビル跡地で建設中のWDB三宮ビル。竹中工務店が施工する工事は、長らく続いた地下躯体の構築が終わり、本格的な鉄骨建方が進行しています。



2機のタワークレーンを使って鉄骨の組み立て工事を敷地全体で進めています。



既に地上3階まで全体の鉄骨躯体が立ち上がりました。建物のスケール感が明らかになってきました。



計画されている建物は地上4階までが、路面から直接、垂直に立ち上がり、5階からセットバックして上層階が載る形状で、これは旧居留地エリアに課されている景観条例に従った措置です。



現在はまだ3階までの高さの為、もう1フロア分の成長によりピロティのある重厚な基壇部が完成する事になります。



全国に支店・研修所網を展開するWDBホールディングスは姫路と東京のニ本社体制を敷き、姫路本社にはWDB株式会社の管理本部や支店・研修機能も姫路に置いていますが、昨年、神戸と東京にサポートデスクを設置。



姫路発祥の企業であるWDBにとって神戸は最も身近な都会です。地元意識もある他、三宮・ウォーターフロント再整備と神戸空港機能拡大・国際化により、医療産業都市も含めて人材市場が大きく動きだすエリアになる事も見越して、その成長性を評価した事で神戸に自社ビル建設という大型投資を行う事に至ったのでしょう。神戸の都心部はこれから高グレードオフィスの供給によって企業進出も盛んになる事が予想されます。

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