イーライリリー日本法人本社の入るリリープラザワンビルと再整備が完了した磯上公園に挟まれた葺合南31号線は、電線地中化を含めて道路改良工事が進められています。
11月末の完成予定で進められている道路改良工事。南北の歩道の幅員を拡大し、歩行者空間を広げて歩きやすく、昼夜を問わず安全な通りに改修しています。
北側の歩道の幅員も広がり、今後アスファルト舗装からインターロッキング舗装に変更される事により、リリープラザワンビルの植栽がより映える空間に変貌します。
磯上公園の再整備前はパーキングメーターが並び、鬱蒼とした生垣のような磯上公園の木々や植栽が続き、人通りも車通りも少なかった為、昼間は営業車やタクシーの休憩スポットとして重宝された通りでした。
北側の歩道拡大はまだまた半ば。これから更に西伸していきます。
先行する南側の歩道拡大。磯上公園に接しているので、公園の一部と一体化しています。
舗装は磯上公園と同じインターロッキングブロックが採用されると統一感が出るでしょう。雰囲気も明るくなります。
マンホールの他、コンクリートに埋まったアンカーボルトの中央から電気ケーブルが飛び出しています。この歩道には新たに街灯が設置されるようです。
北側の歩道は国道2号線付近ではインターロッキング舗装が施されていますが、老朽化しており、今回の道路改良工事により刷新される模様です。
鬱蒼とした裏通りが、磯上公園の再整備と共に表通りへと昇格する事になりました。明石町筋から始まり、旧居留地や三宮東エリアを中心に都心エリアの道路改良工事が続いています。
テニスコート横のフェンスとその裏の雑草は以前の鬱蒼感の再現に近しいので、これも何とかして欲しいものですね。
葺合南31号線道路改良工事 歩道幅員拡大と再整備は11月完成予定
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隣のテニスコートとその南側の古い体育館はKRAC(Kobe Regatta and Athletic Club)のものですから、別運営ですね。
ここは居留地の伝統を持つ外国人クラブですが、神戸の地位低下などを踏まえ、運営には苦心されているのではないかと思います。磯上公園の再整備の時にうまく連動できればいいなと思っていましたが、そうはならず、以前のままです。
色々なもののリニューアルもいいんですが、こういう歴史的レガシーを、頭を使って持続性のあるコンテンツにして地域に唯一無二の魅力をつけていく、という意識が「常に」ないと、経済力勝負に落ちて、ゆるやかに衰退していくでしょうね。