WDB三宮ビル

WDB三宮ビル新築工事 上層部の外観完成 企業の最新オフィスビル移転の需要はますます高まる


今夏の竣工に向けて徐々に建物外観の完成も近づく旧居留地の新築オフィスビル・WDB三宮ビル。



セットバックした上層部は全ての足場が撤去されて、完成体がお披露目されました。残るは南側の基壇部のみです。



南側のコーナー頂部には2面にWDBのロゴが取り付けられました。



クラシカルモダンな基壇部の上にセットバックしたモダンな上層部が乗る旧居留地ではお馴染みのデザイン路線を踏襲しつつ、完成後も古さを感じさせないタイムレスな外観です。



コリント様式のデザインがあしらわれている基壇部のディテール。かなり凝った造りです。



既にこの新ビルでの就業をアピールした人員の募集が行われています。企業にとって施設の充実した最新のオフィスは人を集める為の必須条件となりつつあり、これが新築オフィス需要を高める主要因になっています。



業績の良い企業は、更に優秀で多くの従業員を集める必要があり、今回のWDBやフェリシモ、ジーライオンのように都心やウォーターフロント地区に土地を確保して最新の自社ビルを建設する例もあれば、アシックスやシスメックスのように再開発によって生まれる最新の高層オフィスに移転する例もあります。



体力のある企業が求める最新オフィス需要がオフィス賃料の上昇を促し、空室率の低下に寄与するトレンドが顕著です。更なるオフィスビルの新築に向かう傾向も強まりつつありますが、昨今の建築費の増大がこれを抑制する側面も見られ、ますます新築ビルの希少性は高まるものと思われます。

関連記事
WDB三宮ビル

WDB三宮ビル新築工事 2機目のタワークレーン投入も完了 竹中シルバーマストのツインクレーンで鉄骨工事を推進

2024年6月10日
こべるん ~変化していく神戸~
江戸町筋の旧三共生興スカイビル跡地で竹中工務店が施工しているWDB三宮ビルは遂に鉄骨工事がタワークレーンを使って開始された模様をお伝 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。