6月30日(金)に名谷駅ビルの北側に昨夏から建設されてきた新築ビルの「tete名谷北ゾーン」がオープンしました。

地上3階建て 延床面積2,100平方メートル。大鉄工業が施工しました。

ゆずりは橋の高質化工事ですが、前回取材時は歩道橋上はアスファルトの仮舗装でしたが、tete名谷北ゾーンの開業に合わせて、本舗装を間に合わせました。

完成予想パースで描かれたイメージが現実となりました。

JR西日本アーバン開発が運営しており、同社の駅ビル開発や高架下開発のノウハウを駆使して、JR以外で初の駅ビル運営となります。

ゆずりは橋の高質化はtete名谷北ゾーンのちょっと先まで。ここから先は2期工事として、今後、進められる予定です。

1階の駅前広場への階段も再構築されました。

傾斜は以前よりも緩やかになり、段の高さも低く抑えされています。

しかし階段周りの外構工事の完成はビルの開業には間に合いませんでした。バスロータリーの再整備と共に今後、進められていく事になります。

北ゾーンの屋上に整備された屋上庭園。中央に人工芝が張られました。

外周にベンチも備え付けられました。ただ陽射しを遮るものが一切無いので、真夏の昼間の利用は難しいでしょう。

屋上庭園から見渡すバスロータリーの様子です。南ゾーンの改修と合わせて再整備が進められる模様です。

T字に分かれるゆずりは橋。広大な緑の丘の上に無数の集合住宅が立ち並んでいます。

tete名谷北ゾーンの2階の様子です。南ゾーンから移転した携帯電話ショップ2店と、子供向けプログラミング教室が入居。

3階はパーソルの運営するシェアオフィスですが、まだ開業しておらず、エスカレーターは閉鎖されていました。

1-2階の動線となるエスカレーター。

1階で最も集客効果の高いテナントは「タリーズコーヒー tete名谷店」でしょう。

1階の正面エントランスです。

ゆずりは橋の真下にある為、橋桁が南ゾーンから続く屋根代わりとして機能しています。

タリーズに直接入れるエントランスはありません。

ゆずりは橋の真下の通路の様子です。

橋桁の中央には木製のルーバーが取り付けられました。

既存駅ビルの南ゾーンとのデザインに共通点を持たせながら、モダンな雰囲気を纏わせた建物外観デザイン。

タクシーロータリー側にもエントランスが設けられています。

そのエントランスと接続したキャノピーによってタクシー乗り場まで雨や日差しを避けて誘います。まだこの辺りも仮舗装なので、タクシーロータリーの再整備と共に美装化が行われる予定です。

北ゾーンの開業と共に南ゾーンとなる既存駅ビルの2階は閉鎖されました。2階への各アクセスは完全に封鎖されています。

北ゾーン近くの1階の階段も封鎖。

駅ビル中央部の階段も封鎖。

パティオに接続する連絡デッキからも入る事はできません。

北ゾーンに大半のテナントが移転。南ゾーンはとうとう全てのテナントが閉店しました。

いよいよこの改札機上の吹き抜けを大きく改造する工事が開始されようとしています。

北ゾーンはどちらかと言えば、南ゾーンの既存テナントを移転させる為の受け皿を完成させた形です。従って名谷駅ビルリニューアルの真打はあくまでも南ゾーンとなります。南ゾーンのリニューアルオープンは来春を予定しています。
tete名谷北ゾーンがオープン 既存テナントの移転による第一期開業 既存ビル2階閉鎖により南ゾーンの改修工事も開始
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一般人の待ち合わせロータリーまで屋根とか付けられないのか
他の駅では駅の改札から乗り合わせ場所は、だいたい屋根があったりとか、駅ビルに近いのだが、名谷駅は開業以来ずっと変わらない=無い
先日夜中にここを通りがかりましたが、北館のライトアップはなかなか明るくて素晴らしい物でした。
それまではパティオの広場が明るく感じたのに、北館見てから広場を見ると暗く感じるくらいです。
是非一度夜のシーンも見てみてくださいませ。
また、同時に取材されていたかもしれませんが、北須磨支所新庁舎の鉄骨工事もだいぶ進んできていますね。下から見上げるとすごい迫力です。
これが完成したらセンタービルをどうするのかとても気になります…。建て替えるならマンションだけは絶対に避けて大丸2番館かパティオ増築だと嬉しいなぁ…と妄想しております。