JR三ノ宮駅の三宮ターミナルビルの撤去工事はひと段落した状態です。ビルの地上部はほぼ解体が終わり、電子掲示板にも作業予定は掲示されなくなりました。今後、新駅ビルを着工するまではこの状態で時を経る事になるのでしょうか。それともアスファルト舗装して暫定的な広場とするのかもしれません。
中央改札外コンコース内の様子です。以前、OPAと三宮ターミナルホテルの間を貫く形で存在していた中央通路が再び同じ位置に復活しました。
ビルの解体を進める為、東側に暫定通路が開設されていましたが、同様の形での中央通路の復活です。
両側を仮囲いの壁が続き、頭上には仮設屋根が整っていますので、雨や陽射しを凌ぐ事ができます。
通路はロータリー西側の歩道に連絡し、神戸阪急への最短経路が再び開通しました。
これから何年に渡ってこの暫定通路を供用する事になるのでしょうか。しかしそもそも新駅ビルの建設が始まれば南北の通行もままならなくなるのかもしれません。
以前の仮設通路のあった部分は仮囲いで蓋がされました。
コンコース側も仮囲いができました。
ビルの東側の一部躯体は未だに残されたままです。年内にJR西日本から新駅ビルの検討について何らかの発表は行われるのでしょうか。単年度で2400億円の赤字となる同社。この赤字で新三ノ宮駅ビルを3回は建て替えられたでしょうか。大阪ステーションシティも建て替えてお釣りが来ます。裏を返せばこの巨額赤字を抱えても、開始済みの開発プロジェクトは継続できる体力を持っているのが同社です。ただワクチン開発と普及が来年になっても進まないと、状況は悪化する可能性が出てきます。そうなると、三ノ宮駅ビルは更に先送りされてしまいます。
JR三ノ宮駅 三宮ターミナルビル撤去工事 中央通路が元の位置に戻り切り替え完了
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三宮ターミナルビルについて進展がありました。神戸新聞の報道では、来年9月までイベント会場として使うようです。
【参考】
JR三ノ宮駅ビル跡地 期間限定でイベント会場に (神戸新聞、令和2年12月9日の記事)
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202012/sp/0013924673.shtml