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いよいよ昨日から駅前広場の閉鎖による準備工事が本格的に開始されたJR三ノ宮駅ビル開発。写真は前日の日曜日の様子です。「&3 PARK」の人工芝も撤去されて再びアスファルトの仮舗装が剥き出しになり、地下の駐車場等を解体する準備が整いました。
三宮ターミナルビルの遺跡。ポートライナー三宮駅と接触している部分の為か、この北東部のみは1-2階が解体されずに残されていました。しかし今回の工事再開によってこの部分もいよいよお役御免となります。
地下交通広場の仮囲いも当初は簡易なフェンスでしたが、本格的な仮囲いに加えて、その上には解体用に防音パネルの設置も行われました。
この仮囲いの中に新たに東西方向に向きを変えて、新たな地上と地下を結ぶ垂直動線が構築される予定です。この新動線が完成した後、既存の動線を閉鎖して解体する事になるでしょう。
広場に接続する南北の地下通路も幅が非常に狭められています。
阪神電車のサービスセンターのあった場所から先は完全封鎖されました。
地下通路整備工事の発注者は神戸市都市局となっていますが、さんちかはJR西日本も主要株主であり、地下の整備も官民共同のプロジェクトになっています。
従って工事の施工も駅ビル建設を担う竹中工務店を主体とした「三ノ宮駅ビル新築他工事特定建設工事企業体」が行っています。
地下線工事の工期は来年10月まで。このタイミングで地上-地下の動線が切り替えられるのでしょうか。
さんちかの改修工事も合い重なっている為、どこまでが駅ビル関連工事なのか、どこからがさんちか改修なのか。
「夢ひろば」の拡大の為、ラジオ関西のサテライトスタジオのあった2番街の北西コーナーは削られて、広場の一部に変更されます。
これに伴ってか、広場中央にあった柱にも仮囲いが設置されました。
私が予想しているのは、周囲の壁や柱を補強する事で、中央の柱を撤去し、広場の無柱化を進めようとしているのではないでしょうか。
この柱が撤去されると回遊性や動線が向上する他、イベント等の開催への活用もこれまでより容易になるでしょう。
中央幹線の車線改造の準備工事も開始されました。いよいよ駅前南側の大改造が開始されました。阪急の駅ビル建て替えよりも遥かに大規模で広範囲に渡る工事のスタートです。
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