2週間ぶりに阿波銀行神戸支店の建替現場に赴きました。案の定、鉄骨建方は完了済で建物全体が養生ネットに覆われていました。
北東角部はこの建物で最も高い部分です。最上部に塔屋が構築されています。南側の突き出た部分も鉄骨が最上部まで組み上げられました。
前ビルから受け継がれるアールの部分です。半円を描くように滑らかな曲線です。以前のビルは5階建てでしたが、新ビルは4階建て。高さはほとんど同じです。従って1階辺りの階高が以前より大きく取られていることを意味します。
最上部にアルミ調のパネルが取り付けられています。今後、カーテンウォールの取り付けが開始されるものと思われます。
三宮東歩道橋付近から眺めた新支店ビル。南側に突き出た部分が塔屋と連結しているように見えます。一部5階建てなのでしょうか。
建設工事が開始される前に設置されていたモックアップです。暖色系のモザイクタイルが外壁に採用される予定です。
開口部の大きさや数が気になるところです。以前のビルは壁の多い建物でしたが、今回の建物はどうでしょうか。アール部はガラスカーテンウォールやアルミカーテンウォールを採用してデザインが古くならないような工夫が施されていると期待したいです。
阿波銀行神戸支店建替計画
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神戸に限らず駅前活性化はどの都市でも緊急の課題だと思います。
消費者はインターネットや郊外のモールでほしいものは簡単に手に入る時代です。こんな時代に人を呼ぶには力のあるテナントを呼ぶだけでは
限界があるように思います。この場所にいると楽しい、落ち着く、意外な感動がある、付近を散策したいといった、大げさに言えば感性を刺激するような施策が必要だと思います。
役所が提案する賑わい場の創出、回遊性の確保、歩行者目線に立った開発計画はそのあたりを念頭においているのだと思います。方向性は正しいと思いますが皆さんおっしゃるように具体的にどう進めていくのかよくわかりません。
ここはまずすぐにでも出来る事から進めていく必要があるのでは。
たとえば、日曜日は、駅前、大丸周辺からモザイク、旧居留地周辺を歩行者天国にして、オープンカフェ、大道芸、何箇所かのスタンプを集めるとおもちゃをもらえるなど、非日常の楽しい空間にする。役所や市民みんなで盛り上げていくことが必要かと思います。
以前歩行者天国を行っていたようですが、渋滞が激しかったのか、歩行者数が伸びなかったのかはっきりしません。
姫さん
9/3の市の構想報告会を期待しましょう。