ハーバーランド煉瓦倉庫レストラン横の遊休地だった土地で建設の進む大京のマンション「ザ・ライオンズ神戸ハーバーランド」です。地上15階 高さ約45m 総戸数177戸の高級マンションで来春3月の竣工予定です。ザ・ライオンズシリーズは大京のライオンズブランドでもトップラインであり、これまでにも全国で13棟しか供給されていません。
現在、基礎工事は終了しており、建物本体の躯体工事の真っ最中です。すでに東側の棟は3-4階辺りまで姿を現しています。東棟と西棟にそれぞれ一機ずつラッフィング使用のクローラークレーンが配置され、稼動しています。45mの高さなのでタワークレーンの登場はなさそうですね。
個人的な話ですが建物が建設されていく過程を見る際、鉄筋コンクリート造よりも鉄骨造の方が好みです。建設されている過程(鉄骨が積み上げられていく様)が、外部から見てより明確だからです。オフィスビルやホテル等の建設では頻繁ですが、マンション建設ではあまり見られない建築工法ですね(最近は超高層物件でもRC造が増えてきました)。
建設中の同マンションを東側から遠望します。付近の高層ビル程の高さはありませんが、ガス燈通りに沿って建つので完成後は圧迫感があるかもしれません。
T字型の敷地の横棒となる北側に建物が建設され、縦棒の南側半分は小高い丘やウッドデッキを擁したミニ公園としてすでに整備が終わっています(まだ公開はされていません)。現在、資材置場や建築事務所として使われている縦棒の北側はどうやら平面駐車場になるようです。
当ブログをご覧頂いている方から地下式の立体駐車場になるとのコメントを頂きました。
現地に掲示されている完成予想パースです。計画によると店舗1戸が整備されるようです。ガス燈通りに面した東側のガラス張り空間が店舗スペースになるものと予想します。場所柄、カフェかブティックもしくは雑貨屋等が適しているでしょうか。ハーバーの新しい名所となるような行列のできるレストラン等に入って貰いたいものですが。
現状の所、テナントには幼児教室が有力候補ということです。
このマンションの売れ行きが隣接する三菱地所のタワーマンション計画の今後を左右するような噂もあるようです。
JR神戸駅からハーバーランドへのアクセスが外部の人間には分かりづらいという指摘を受けて、市はエスカレーターの新設を兼ねて、DUO神戸地下街からガス燈通りへのエントランスを再整備しています。
現地に掲げられている完成予想パースです。曲線を多用したルーフが特徴的です。しかし・・・ここにエスカレーターを設置する事でモザイク方面へのアクセスが改善されるのかには疑問符が付きます。
やはりハーバーは全街区と各商業ビルの抜本的な構造変更と再編を断行する必要性に迫られています。それには橋下徹大阪府知事並みの多少強引でも行動力のあるリーダー主導の下で各地権者をまとめ上げていくしか方法はありません。市の指導力が問われます。
ザ・ライオンズ神戸ハーバーランドの建設状況
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