皆さん新年あけましておめでとうございます。今年も頑張って更新していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。年初から生牡蠣にあたってしまい、今年1回目の更新が遅れてしまいました。皆さんも牡蠣にはお気を付け下さい。非常に苦しい経験となってしまいますよ・・・。
気を取り直して2015年の初回記事は新港第1突堤再開発です。今年の11月開業を目指して新ホテルとコンベンション施設の建設工事が順調に進んでいます。今年完成する建物の中では最も神戸の賑わいに貢献する施設になるものと思われます。
ホテル棟の鉄骨建方は大方完了した模様です。最上部の塔屋を担う部分にはアルミの軽量鉄骨が使用されています。
ポートタワーから眺める第一突堤。整備完了後の形が見えてきました。
ホテル棟です。和室も用意し、シティホテルではなく都会の海辺の温泉旅館的なホテルになりそうです。足湯も日帰り利用できる温浴施設も整備されるということで宿泊客でなくても楽しめる期待の施設です。しかも眺望も抜群です。
http://www.l-s.jp/1-tottei/
プロジェクトのスペシャルサイトもオープンしています。
コンベンション施設棟です。正式名称が「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」に決定しました。最大700人収容可能な国際基準のコンベンションホールとなります。また270度が海に囲まれたオーシャンフロントチャペルも整備され、ウエディング施設としても活用されるようです。2015年12月に開業予定です。
メリケンパークの中の風景に馴染み始めています。施設全体における夜景も期待できそうですね。
こちらが元祖ラスイート神戸ハーバーランド。全室スイートの構成ながら神戸一の人気を誇るホテルとなりました。また日本のホテルとして初めて『スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)』への加盟が許されたホテルでもあります。朝食も有名です。このホテルが手掛ける和モダン旅館となる第一突堤のホテルにもおのずと期待が持てます。
この日は中突堤ににっぽん丸が停泊中でした。神戸市は2020年の東京オリンピックに向けてクルーズ船の受け入れ態勢を強化すると本日の神戸新聞が報じています。神戸は日本のクルーズ船に限れば横浜に次いで国内2位のクルーズ船寄港都市ですが、海外のクルーズ船に的を当てるとまだまだです。
市は今春までに中突堤の延伸工事を進め、より大型船が停泊できるよう改良します。クルーズ船の旅行客が船旅の疲れを新ホテルの温泉で癒すなんてことも日常になりそうです。
新港第1突堤再開発 ラスイートホテル+コンベンション施設
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完成も近づいてきましたね。
三ノ宮都心やハーバーから新港までの導線もどうするのか、神戸市の動きにも注目したいところですが、ラスイートであればひとまずの賑わいは確保できるのでは…?という感じですね。
日帰り温泉ということは、万葉の湯とバッティングするところですね
色々な関係者に話を聞いた内容の内容のまとめですが、コンベンション棟の「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」は施設を婚礼で使用する時の名称で、コンベンションホールとして使用する場合には違う名前を使用する予定だそうです。
理由としては市行政が絡んでいる施設だかららしいですが、行政側としてもせっかくの国際標準のコンベンションホールを結婚式場としてだけの認識で終わってしまうのは本意ではないようですね。
なので、ラスイート社にも婚礼のイメージが付きすぎないように広告等の露出の仕方に口を出しているとか、いないとか。
あと人数は700人も収容はできないそうですよ。
実際、コンベンションホールとして使うのは建物1階の半分くらいの広さだそうで、後はロビーなどの施設になるとか。
サイトにも最大500名ってありますし…でもブライダルのページでは最大400名と書いてあるので、着席で400名だと考えれば、サイトの500名ってのは立席パーティなどでの数だと思われます。
宿泊棟に関しても厚労省が何かしら絡んでいる施設になるそうで、温泉をメインに価格を抑えて、それまで有馬や城崎などの地方の温泉に行っていた湯治目的の長期宿泊客の需要を掘り出すとか…
まぁこの辺はいろんな行政や省庁が絡んでる土地だけに役所の介入は避けられないのでしょう。
そんなこんなで、そもそもターゲット層が違うので日帰り利用が主の万葉の湯とはバッティングすることはないでしょうし、交通の便のいい三宮界隈に温泉付きの和モダンのホテルはなかったので他ホテルとの差別化ができて、それなりに繁盛するのではないかとは思いますが、これが第2、第3突堤の再開発の促進剤になればいいんですが。。。
宿泊棟は早くても12月開業、延びれば1月の可能性もあるそうで、コンベンション棟のほうが先にオープンってこともあるかもだそうです。
あと肝心の屋号は別の屋号をつけるそうで、ラスイートの屋号はつかないみたいですね。
参考程度に…
hatchetさん
こちらは本物の温泉ですからね。しかも露天もある。万葉もいっそのこと敷地内で掘削を検討したら良いのではないかと思ったりします。
名無しさん(sirokumaさんですか?)
700人は立食形式のパーティという前提の数字のようです。役所の介入があるとは知りませんでした。かんぽの宿的な要素を含んでいるということでしょうか。宿泊費が抑えられることは良いことですが、人気が高くてなかなか予約が取れないような状況になるとそれはそれでデメリットですね。ラスイートにはならないのですね。他突堤と周囲の開発には即時には繋がらないでしょうね。
私じゃありません。
興味深く読ませて頂きました。
国際標準のコンベンションホールは意外と小さいですね。神戸コンベンションセンターのメインホールでも700名近く収容できますから、てっきりそれよりも大きなホールになると思ってました。2000人とかの…。
医療産業都市として、今後各種コンベンション誘致が期待されるんですから大規模な国際会議ができるような施設が欲しいですね。
ただ国際標準のコンベンション施設の横にはホテルよりも旅館の方が
参加者に喜ばれそうですね。
sirokumaさん
敷地は余っているようにも見受けられます。やはりポーアイの国際展示場との兼ね合いもあるのでしょうかね。都心近接立地として条件はこちらの方が悪くないので。ところで神戸サミットを開催するにあたり、ホテルの客室数って足りているのでしょうかね。開催がもし決まれば、新しい動き等にも期待したいですね。
名無しです。
先日の投稿に反応いただきありがとうございます。
先日の投稿に書けなかった点を追記させていただきます。
sirokumaさん、敷地はそんなに余っていないみたいです。
そもそも突堤という場所柄(防災上?)、メリケンオリエンタルのように建物の周囲はある程度の広さの土地を
確保しないといけないみたいです。
で、その土地は神戸市が管理するそうで、市民が自由の行き来ができるように整備されるとか…さらに突堤の
先端部は結構なスペースがあるので、海上花火大会の際には有料席として売り出す計画もあるそうで…
そもそも神戸市の都市計画にあるような建物は現実的ではないみたいですね。
その上で余っている土地は駐車場として宿泊棟の北側に宿泊者と一般利用者用の駐車場、宿泊棟と
コンベンションホールの間にはコンベンションホール用の駐車場として整備される予定だそうです。
役所の介入に関してですが、聞いた話ではかんぽの宿みたいな感じではなく、温泉だけでなく色々設備を
整えた国が認めた健康増進?施設みたいな認定をもらうとか。。。
その認定をもらったから何なのかはわかりませんが、特保認定のように今後そういう施設を増やしていくみたいです。
これは私の憶測ですが、宿泊棟にラスイートの冠がつかない(予定)なのは、そもそもスモールラグジュアリーを
うたっているホテル ラスイートと和モダンの宿泊棟では同じ価値観、ブランディングでやってはいけないのでは
ないでしょうか。
宿泊費もおさえるという話ですし、コンベンションホール同様にすべてにラスイートイメージがついてしまうのは
市側が良しとしなかったのかもしれません。
あとコンベンションホールとしての広さについてですが、神戸市的には国際展示場以上のホールは望んでいない
ようですね。
資金・土地ともに国際展示場以上の箱モノを作る必要性も資金的余力も神戸市・兵庫県にはありません。
実際、国際展示場以上のキャパを必要とする展示会や学会、フォーラムなどはそうそうないですし、大規模な会議と
いっても講演者などでなければ最近ではネットを使った参加やライブビューイングで参加できるものも増えて
きていますし、医学会でも1000人程度はありますが、何千人も集まるような会合は年間でも数えるほどもありません。
実のところ、わざわざポートアイランドに行くまでもなく利便性の高い場所に小~中規模のコンベンションホールが
できれば、イベント規模で大小のホールを使い分けができる。。
あとはそれを一向に進まなかった突堤の再開発に絡め民間業者に・・・というのが実情ではないでしょうか。
ホテル ラスイートの土地も市の土地で、再開発事業の一環ですし、ラスイート社に実績があったのが今回の再開発に
結びついたのだと思われます。
実際、この施設がうまくいくかどうかが第2、第3突堤とその周辺の再開発試金石になるとのことは市の担当者も
言ってたみたいですし・・・
とりあえず、私が知っている(聞いた)話は以上です。