新港第1突堤

新港第1突堤のラスイートホテルが2月3日着工!



新港第一突堤にてラスイート社が計画し75億円を投じるシティリゾートホテルがいよいよ2月3日に着工することが決定しました。当所の計画では昨年9月の着工、15年11月の開業を目指していましたが、約半年の遅れの着工ですが、来秋の開業は変更ないようです。天然温泉の採掘も無事完了したようですね。

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ホテル棟とコンベンション棟の二棟構成は以前の計画と変更はありませんが、ホテル棟の規模は当初の計画から幾分縮小されました。

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新規計画は概略は以下の通りです。

ホテル棟
規模:地上10階
構造:鉄骨造
高さ:42.3m
客室数:90
設計:日建設計
施工:大成建設

1-3階:レストラン、ラウンジ、天然温泉浴場、プール、フィットネスジム、レストラン
4-10階:客室、展望大浴場、展望ラウンジ

コンベンション棟
規模:地上2階
構造:鉄骨造

延床面積:約16,485㎡

屋外駐車場:260台

開業予定:2015年11月

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こちらが以前計画されていたホテル棟の外観。地上12階(高さ53.75m)、延床面積20,980平方メートルで、88室の客室とレストランやフィットネス、プール、天然温泉浴場や最上階露天風呂、そして国際コンベンションホールを兼ね揃えたシティリゾートホテルという概要でした。

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ホテルの客室数や用途はほぼ同じであるものの、建物の延床面積と階層数は2割程、縮小されています。デザインもよりシンプルで水平基調がより強調されたものに変更されています。個人的には変更後のデザインの方がより大型船のような外観で気に入りましたが、サイドの部屋が全て斜めに張り出して室内からの眺望がより際立つ設計が平凡なバルコニーへ変更となってしまったのは残念です。

75億円の事業費は当初の計画と変更がないので、より内装や質感等の向上に資金が回されるのではないかと思います。

リーマンショックによりダヴィンチパートナーズが計画したホテルプロジェクトが頓挫してから早6年。ようやく新港第一突堤の再開発計画が実現に至ります。また市が描く新港突堤群の再開発の先駆けとなるこのプロジェクトは今後の同エリアの活性化に向けての大きな試金石となるはずです。今年は第三突堤の新フェリーターミナル整備も控え、いよいよウォーターフロント開発の狼煙が上がります。



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POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    発表から長かったですね。
    このパースだけでは質感は解りませんが私も前プランよりは良くなったと思います。
    しかし、この間、グランフロントを筆頭に様々なプロジェクトを目にしてきただけに、この物件が神戸のウォーターフロントの代表的な建物となるのかと思うと物足りなさを感じます。
    事業コンペもポツリポツリと単発で事業募集するのではなく、狭いエリア内で複数箇所の事業募集をし、点と面での整備を同時進行で行えば開発エリア自体に奥行きが出来るなど相乗効果が見込め面白いと思います。
    折角の開発も、単発だと物件に重なり合うものが無くどこか寒々しく寂しく感じてしまいます。

    追伸、ルミナスホテルですが、全体パースと『神戸市ホテル等指導要綱による標識』が設置されましたよ。こちらも間もなく動き出しそうです。

  2. XEGA より:

    少し前のニュースになりますが、JRが駅ビルの再開発に関係する
    温泉の採掘計画を立てているようですね。
    http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014012801001266.html

  3. しん@こべるん より:

    sirokumaさん

    そうですね。メリケンオリエンタル、ホテルオークラ、海洋博物館、ハーバーランドの建物群と比較すると規模的にも見劣りすることは否めません。頓挫してしまった以前の計画であればそれなりの見映えはしたであろうと思います。また仰ることもごもっともで、面的な広がりが今は見えず、盛り上がりにも欠ける感も否めません。今後どうこれらを活かしていくのかというグランドデザインが必要ですね。

    XEGAさん
    ありがとうございます。記事にもさせて頂きました。

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