アルプス駅前ビル

(仮称)協律三宮センタービル新築工事と三宮センター街

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JR三ノ宮駅北側で建設が開始されている(仮称)協律三宮センタービル新築工事の近況です。

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既存ビル解体工事はすでに完了しており、新ビルの基礎躯体の建設工事が進められています。

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仮囲いには透明小窓がいくつも設けられており、地下工事の様子を伺うことができます。すでに山留壁の構築が完了し、配筋工事が進行中です。小さいながらも乗り入れ構台ができているのが微笑ましいです。

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話題が本題から逸れますが、クリスマス・年末の装いで忙しない三宮センター街の真ん中に何やら不思議な物体が見えます。

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その物体の正体は特設の簡易ベンチでした。これはセンター街1丁目商店街振興組合が5ヶ年計画で進めている「屋台プロジェクト」の一環です。ベンチ常設化の本格的実行を見据え、仮設ベンチを設置し来街者の要望やデザインイメージ、運営の方法など具体化に向けた実験を2012年から定期的に実施しているそうです。

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2016年、三宮センター街は70周年を迎える予定です。この記念すべき年にベンチの常設を目指しているようです。これには私も賛成です。単に忙しない通路と化しているセンター街にゆとりを与え、来街者が街の中に滞在する時間を長くする必要性は大です。ハーバーランドのキャナルガーデンもumieへリニューアルした共にベンチや植木を多く設置して、買い物客がゆったりと休憩できる場所を確保しています。ただキャナルガーデンは完全な外ではないので、長居が可能ですが、外気に直接触れるセンター街では季節を選びそうです。

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ベンチだけでなく街路樹や青空が見えるアーケード街を目指して欲しいと私は思っています。写真は仙台の1番街です。屋根には透明のポリカーボネートを採用し、通路には街路樹が等間隔で並んでいます。

センター街のリニューアルにはやはりさんセンタープラザの建替えが進まなければ本格的な再開発を実施することはできませんが、まずはこうした小さな取り組みから街の活性化へのボルテージを上げていき、関心を高める事も大事なんだと思います。



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POSTED COMMENT

  1. Uターン より:

    私もこの取り組みには賛成です。
    センター街はそこそこ距離があるのでベンチがあれば休憩できるので高齢者や妊婦などは尚更必要だと思いますし、長くいてもらえるので良いと思います。
    ベンチのとこに荷物入れみたいなものがあれば尚のこと良いと思うのは僕だけでしょうか…(^_^;)

    それ以外で10時開店なのに未だにトラックが停まってる。
    21時ぐらいになるとすぐ店閉まいする。などほんまに商売する気あるん?って毎回通るたびに思うのでそこも改善することを期待したいです。

  2. Mu. より:

    9時? 21時まで店なんて開いてないと思うが・・・。
    過去に難しい問題があってから早仕舞いするようになったのがそのまま続いてるけど。
    ジュンクとかヤマダくらいだもんねぇ。

    ベンチを並べたりするのも滞留させるには良いかもね。
    掃除がしっかりされないとだめだろうけど。
    見る限り大丈夫そうですね。

    朝とか、納品の品物がずらーっと並べられるのも壮観だし。
    閉店後にトラックが来ていろいろやってるのも、昔じゃ知らない部分だけど。
    確かにメンテナンスは必要だしね。

  3. Uターン より:

    だいたいは20時に閉めますが21時まで営業されてるお店もございます。
    いずれにせよ遅く開いて早く閉まるというのは活気が失う原因かと思われます。

  4. 林檎 より:

    ベンチは賛成ですね。座る場所がなくて、困ったこと何度かあるので。。。

    お店の閉店は確かに早い!
    梅田では考えれない。
    あと、やはりセンタープラザは建て替えるべきですね。
    駅前とは思えない程のマニアックな場所ですし、古すぎる。
    建て替えとなると難しいのでしょうか?

  5. HYM より:

    東京などでは11時開店の所も多いので
    開店が遅すぎるという事はないと考えます。
    どうしても街の性質が商店街であり、繁華街ではない為
    夜間に人を集めるには限界がありそうです。
    ただ、衰退著しい商店街という商業形態の中では
    存続に成功した数少ない例とも捉えられます。

    センタープラザ・さんプラザの建替え含めた再開発には賛成ですが、
    中途半端になる事や、工事中に人間が流出する事が心配されます。

  6. カン より:

    さんセンタープラザは、立て替えに賛成も反対も、ずっとあそこに居続けます。
    あと50年は躯体が持つと思われますので、朽ちても居座り続けることでしょう。
    今でも不気味なビルですが、いよいよ犯罪の温床になるまで行政も重い腰を上げることはないのでしょうか?
    震災ですら取り壊しになりませんでしたから。
    区分所有物件というのは、本当に都市に深刻な影を落とすと思います。

    センター街自体は神戸の顔として生き続けて欲しいですので、今のさんセンタープラザの現状は残念でなりません。

  7. しん@こべるん より:

    皆さん
    センター街に留まらず神戸の夜は早いというのが通説になっていますね。これは正直不思議でもあります。街中があまりにも早く静かになってしまうのは活気に影響します。都心人口が増えていますので、これが良い影響を及ぼし、もっと遅い時間まで活気のある街へ変化していって欲しいですね。さんセンタープラザは難しい問題ですが、大阪駅前ビルの状況を見ながら同様の形での再開発ができればと思います。

  8. Mu. より:

    暴走族の横行が原因のひとつと親から聞いていますが、真相はどうでしょうね。
    廻りをしている警官が同級生だったのは、びっくりしたが。
    今頃上官になってるのかなぁ?

    区分所有の弊害は確かにありますね。
    明らかに見ることができるのは、サンパルの建物。北側のとおりをじっくり見てくださいな。
    何か分かるはずですよ。
    ここで話題になっていたかな?

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