アルプス駅前ビル

(仮称)協律三宮センタービル新築工事とその他の三宮プロジェクト

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JR三ノ宮駅北側の琴ノ緒町5で計画されている商業ビル「(仮称)協律三宮センタービル」ですが、既存ビルの解体・更地化後すぐに掘削工事が開始されました。

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大概、解体工事後、しばらく更地状態が続くことが多くのケースですが、この建物の場合、ほぼ解体完了後にすぐに着工しました。現在はホイールクレーンに掘削ドリルを取り付けて、掘削工事が開始されています。

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南ガラス面のLEDパターン照明が施される予定で、夜景の映える建物になります。周囲の雰囲気も一変することになるでしょう。小さい規模ながら完成が楽しみなプロジェクトです。

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三宮駅周辺は三宮ビル北館以外はまだ大規模と呼べるプロジェクトは立ち上がっていません。しかし中小規模の再開発はちらほらと散見できるようになってきました。

協律三宮センタービルと駅を挟んでちょうど南側に位置する阿波銀行神戸支店も既存建物を覆うパネルが取り付けられ、解体工事が本格化しています。

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県道21号線を挟んで阿波銀行神戸支店の向かいには新規のビジネスホテルが計画されています。掲示されていた看板が撤去されてしまったので、プロジェクトは頓挫したのかと思いましたが、計画は進んでいるようで、兵庫県の景観条例に基づく景観影響評価の手続中のようです。計画では地上13階地下1階、150室のホテルとなります。景観シミュレーションの予想図にはエクセルイン神戸という名称が建物上部に描かれています。このまま正式名称になるのでしょうか。

三宮駅周辺ではこれまで完全に膠着停滞していたこうした開発行為が俄かに増えてきました。JR・阪急の駅ビル建替による再開発機運の高まりやアベノミクスによる景気高揚の後押しがあるからだと思われますが、肝心の駅ビル建替計画については未だ新たなニュースが出てこないのはいささか懸念されます。



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POSTED COMMENT

  1. 夢想家 より:

    JR、阪急の三宮駅ビルの概要の発表は来年度になると思います。
    神戸市の三宮開発の概要が発表されないうちは、出したくても出せないでしょう。当然、水面下では色々と折衝していると思いますが。
    それより現在、事業提案を募集しているLRTが気になります。
    来月には事業者と計画案が公表されるようです。もちろんそのまますんなり具体化されるとは思いませんが、市民の議論のたたき台ができることは喜ばしいです。

  2. map より:

    駅ビル再開発の概要の発表が待ち遠しいですね。是非150m超の超高層ビルになってほしいです。そしてJRと各私鉄駅同士、バスターミナルの回遊性を高めた構造がいいですね。
    間違ってもただ商業施設を集めただけの駅ビルにはなってほしくないです。梅田や東京にはない新しい空間が生まれるのを期待しましょう。

  3. ハヤミ より:

    三宮近辺の再興、特に神戸阪急ビルの復活は悲願でもあります。
    ただ、阪急の地下鉄乗り入れやLRT導入案等事態は流動的であり
    元々のデザインとは大きく変わったものが出現するかもしれませんね。
    個人的にはただ大きいだけで容量が余るビルよりは寧ろ、
    敢えて新古典主義様式の駅を見たいところであります。

    さんプラザ近辺の再開発もそろそろ視野に入れたうえで
    駅近辺の再構築がなされる事を望みます。

  4. しん@こべるん より:

    夢想家さん
    まずは阪急からでしょうね。来年着工を目指していますから。LRTも気になりますね。新設LRTの先駆けになれるでしょうか。

    mapさん
    ぜひぜひ期待したいと思います。

    ハヤミさん
    やはり再開発は後々を考えると区分所有は弊害になります。一括買い上げによる開発が望ましいですね。

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