魅力的な夜間景観形成を目的に「神戸市夜間景観形成実施計画(都心・ウォーターフロントエリア)」の策定によって照明設備の整備が開始されたフラワーロード。パイロット事業の1つとして位置づけられ、通り沿いの木々や花々、彫刻をライトアップする「光のミュージアム」が誕生しました。
まずは先行エリアとして国際会館前交差点から市役所1号館前交差点までにレトロで異国情緒な雰囲気を持つ新しい街路灯が複数設置されました。
昼間はオブジェ的な役割を担い、通りの景観にアクセントを加えています。
花壇にも照明がいくつも設置されました。昼間はちょっぴりシメジのようですね。
花時計前にはいつの間にかベンチにもなる新たな円形型の花壇が整備されました。
木々の足元にはこうしたLEDのライトアップ用照明が左右両側に二つずつ設置されました。
さて、夜の帳が下りると…
ガラリと雰囲気が変わりました。シックでモダンで上品な夜景が生まれています。
明過ぎず、暗過ぎず。
花壇のシメジもこの通り。
フラワーロードが柔らかで温かい光に包まれています。
LED照明でのライトアップなので、鮮明ではあるけれどちょっと無機質な感じになるのではと思っていましたが、その懸念は払しょくされました。
やはり光量を抑えていることがうまくLEDの欠点を補っているようです。
ベンチの下にも照明が整備されました。散策するだけではなく、一息ついて夜景を楽しめる空間になっています。
LEDの車道灯も主張せずにしっかり仕事をしている感じです。
全体整備計画では布引交差点から税関前交差点の2.1kmが対象になっています。今後、他の場所がどう変化していくのかも楽しみです。
ラストはおまけですが、国際会館と井門三宮ビルの夜景です。円形ビルの美しい照明演出です。
フラワーロード「光のミュージアム」
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見慣れた道路がライトに少し手を加えるだけで、こんなにお洒落に変わるとは驚きです。神戸という街の全ての風景が、絵になるということを改めて認識されられますね。これから、更にこのような風景が増えていくと思うと楽しみです。
JR三ノ宮駅の改装工事もそろそろその姿を表してきたようです。
確かに人間にとって見た目がいいかもしれないけど、
深夜まで煌々と照らされるのは、
植物にはどんな影響があるんだろ。
須磨っ子さん
将来的には神戸の都心中に広がっていけば良いですね。
アリランスパークファンタジーさん
山などの自然をライトアップするのではなく間が植えた木ですから・・・。