海岸通6丁目で建設の進む超高層マンション「神戸ハーバータワー」ですが、竣工時には公開空地や車用のエントランスとなる建設地の東側は現在、管理事務所や鉄筋等の建築資材置場となっています。
そのエリア内、建設中の躯体に接してこのような妙な鉄骨構造体が設置されました。敷地計画ではこの場所は、建物内部中央に整備されるタワーパーキングへのエントランスとなるはずで、ここには何も構造物は建設されないはずなのです。
こちらは約2ヶ月前の同敷地。実はこの時にはすでに構造物を支える鋼材4本が顔を突き出していました。
一週間後に建設地を訪問すると、その答えが明白となりました。タワークレーン2号機の基礎だったのですね。ゆくゆくは地上35階 高さ118mのハーバータワーを遥かに越える高さにまで達するクレーンですので、ある意味建物本体よりも頑強に直立している必要があります。
間近に1・2号機が聳える様はまさに大迫力です。2号機は道路に近い分、1号機以上の迫力でした。
2号機も1号機同様のIHI運搬機械株式会社製のクライミングクレーンJCC-V360S。ジブ(アーム)は32mと1号機より若干短いです。
国道2号線を跨ぐ歩道橋の上では手の届きそうな程、クレーンが近いです。まさに圧巻です。
一方、本体の建設工事は1階部分の壁コンクリート打設、配筋作業が進められています。すでに2階部分にも着手している状態です。この建物もある程度の高さにまで達してしまうと、隣接エリアからは全体像を撮影できなさそうですので、ポートタワーに行かなくてはならないかもしれません。
ハーバータワー建設地から道路一本隔てた東側向かいの敷地は二分割されていてその北側には地上15階建のマンションが建設中ですが、南側のもう半分の敷地にも建築計画のお知らせが掲示されていました。こちらにも15階建の賃貸マンションが建設されるようです。元々この土地は和田興産が所有していたようですが、二号線に面している事を敬遠したのか自社での開発は断念したようですね。
代わりにと言っては何ですが、ハーバータワーの北側にあった旧神明ビル跡地を購入。こちらに15階建の分譲マンション建設に着手しています。ハーバータワーを含めて合計4棟のマンション建設が同時進行中の海岸通6丁目。これらの中高層建築が完成すると周囲の景観は一変しそうです。
神戸ハーバータワー 海岸通6丁目計画
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神戸ビエンナーレ2011はメリケンパークではなく、ハーバーランドセンタービル(ファミリオ)および周辺の商業施設と、それと、しおさい公演がメイン会場として行われるようです。
ハーバーランドはマンションの増加だけでは、ベッドタウンにしかならないと思います。
イベントの誘致を積極的に行ってほしいです。
個人的には、まず、神戸祭りとルミナリエはハーバーランドで行ってほしいです。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2011/04/20110426073001.html
まーさん
ルミナリエをハーバーで開催するならガス燈通りにガレリアを、はねっこ広場にスッパリエーラをという感じでしょうか。ただ2号線が大きなネックですね。封鎖は難しいですが、アップダウンのある歩道橋や地下街を誘導路にするには危険が伴います。神戸を代表するイベントをハーバーで開催するのは大賛成です。神戸祭は一部ハーバーでも開かれてませんでした?ビエンナーレはまだ一度も訪れたことがないので、これを機会に今年は行ってみようかなと思います。