海岸通6丁目で建設中のタワーマンション「神戸ハーバータワー」(地上35階・高さ118.14m)の近況です。着工から約半年が経過しました。現在もコンクリート打設や鉄筋の配筋等の躯体工事が続けられています。9/10時点ではすでに3階部分の工事が着手されていました。
すでに2号線を跨ぐ歩道橋よりも高い位置にまで達しています。3階は住戸階の最低層階にあたります。今後はこれまでより急ピッチで成長していくことになるのでしょう。
建物本体がしっかりと仮囲いよりも上に姿を見せ始めたので、今回、初めて南西方向からも撮影してみました。仮囲いと平行に立ち並ぶ電柱は、再開発と同時に地中化されることを期待します。
住戸階の外壁タイルがすでに確認できました。ブルーメッシュの防護ネットを介しているので、正確なカラーは分かりませんが、ほぼ完成予想パースの中で描かれているように、青みの掛かったグレーのようです。
この外壁タイル部は3-7階までの各面の中央部をフレーミングするように配置されており、重厚なファサードを持つ1-2階と3階以上の住戸階を繋ぎ留め、また最上層階にも設置されるブルーフレームとのバランスを取るような意味合いを持たされているようです。ともすれば装飾の施された上層階に対して、比較的に単調になりがちな低層階にもシンボル性を備えています。
この物件のユニークな点は建物にロゴマークが与えられていることです。これまであまり気にせずに眺めていたせいか、なんとなく神戸の「錨」をシンボリックにしているんだろう程度にしか見ていませんでしたが、突然、「神戸」の文字が組み込まれていることに気付きました!
気付いてしまうと分かりやすい位、分かりますが、視点の違いで全く見え方が変わってしまうよい一例ですね。
物件の販売は好調のようで、第一期分譲はすでに完売したそうです。
この建物は隣接する高層マンション「エレガーノ神戸海岸通」と同様に、高さが増すに連れて、撮影ポイントが難しくなってくるのは明らかです。2号線を挟んでしまうと、シンボル性的には「正面」となる南側からの建物全景を撮ることが困難tなります(実は一枚目の写真も道路の中央分離帯から撮影しています)。
ポートタワーかダイヤパーキングから撮影させて頂くしかないかもしれません。
ハーバータワーの東向かいで、一足先に成長しているWORKS社設計の中層賃貸マンション。早くも6-7階にまで達しています。最上層の15階までもあっという間でしょうね。近頃、15階建てのマンションが神戸市内でも急増しています。これらの建物は皆、高さが45m未満に抑えられています。
京都市や福岡市等、超高層建築を厳しく制限している都市では建物の最高高さを45mとしています。神戸でも用途地域によってはこの高さ制限が適用される場合があるようですが、これら15階マンションとの関連性は定かではありません。
どなたかご存知の方はご教授下さい。
神戸ハーバータワー 海岸通6丁目計画
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