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三宮再整備

「えき=まち空間基本計画」発表 三宮交差点地下に130mエスカレーター整備

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18日に神戸市がかねてから構想を練ってきた「三宮クロススクエア」を含み、エリア内にある6鉄道駅を1つとしてみなす「えき=まち空間」の基本計画を発表しました。内容的にはこれまで基本構想で触れられてきた内容がほぼ踏襲されており、特に目新しい情報はありませんでした。

http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2018/09/20180918162001.html
神戸三宮「えきまち空間」基本計画の策定

しかし神戸新聞がこの内容の一部について掘り下げ取材を行ったのか、面白い記事を掲載しました。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201809/sp/0011653491.shtml
三宮の6駅つなぐ130mエスカレーター設置へ JRや私鉄、地下鉄

これによると、「鉄道の乗り換えを円滑にするため、6駅の改札口の動線をつなぐエスカレーター設置を検討。地上と地下の3フロアの改札をつなぐエスカレーターは計130メートルに及ぶ可能性がある」というのです。

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「エスカレーターは、阪神神戸三宮駅の西改札口付近と、JR西日本が建て替えを計画している新しい駅ビル内を貫く形で、地上2階のポートライナー三宮駅の改札口を結ぶルートを想定。エスカレーターは地上で踊り場に出て、新たなエスカレーターで2階へ上がる。JR三ノ宮駅の改札口とも行き来しやすくする。」

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これは今回、市の発表した基本計画の中で、歩行者動線の改善として、折り返しの無いスムーズな動線の確保・構築を目指す事が示されていますが、この具体化案を神戸新聞が報じたと言ってよいでしょう。

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現実的にエスカレーターが設置される阪神神戸三宮駅西口改札付近とはどの辺りを設定しているのでしょうか。

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地上部を考えると、この円形のパネルがある広場の奥辺りから一段目のエスカレーターが設置されるものと推測出来ます。

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新しいJR駅ビルは駅前広場を使って南側にせり出してきますり同ビル地下階は旧駅ビル同様に少なくとも2フロアを店舗とするでしょうから、この円形天井広場は駅ビル前の広場となりますので、大幅な改修や再編が行われると思われます。

阪神神戸三宮駅やさんちかのリニューアルと共にこの地下通路空間も天井改修や柱の美装化が実施されてまだ日は浅いですが、このエリアの大規模改造の為にこれを管理する神戸地下街の株をJR西日本グループが取得したのは4年前。

ここから繋がるエスカレーターは新駅ビルを貫いて、ポートライナー三宮駅の改札へと連絡するという事ですが、それだけでは今の駅東側にあるポートライナー駅改札とは連絡する事は難しく、恐らく8両化される為に駅ビル内に拡大される同駅の西側に新改札が開設されるのではないかと推測します。この新改札と新たなエスカレーターが結ばれると考えると、130mというのは現実的です。

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駅ビルの建設と共に三宮クロススクエアの整備が同時に進み始める絵が少しずつ見え始めました。スクエアの地下となるこの地下空間はある意味、最も重要な各鉄道駅間の結節点としての役割を果たす事になるのではないかと思われ、今後、大規模な工事が予定されるでしょう。今以上に開放的な空間構成に生まれ変わる事は間違いなく、劇的に変化するものと思われます。

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「JRの新ビルには地上に広い動線を設け、三宮クロススクエアと三ノ宮駅の改札口を行き来しやすくする構想も示した。」

上記のパースは2025年頃の三宮クロススクエアを想定して描かれていますが、うっすらとJRの新駅ビルが確認できます。そのビルの南角中央から奥北側に向かって貫く通路も確認できます。これがJR改札とクロススクエアを結ぶ駅ビル地上階の動線でしょう。梅田の阪急ビルを彷彿とさせるビル内の通路動線です。

梅田・大阪駅周辺も地上、地下を含めて大改造が続いていますが、三宮も今後は、なかなかの規模での大改造が始まる事を改めて実感し、期待に胸を膨らませる事ができる神戸新聞の記事内容でした。



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