神戸阪急の東側に位置する葺合南54号線の神戸阪急本館と別館の間の北側区間を使って、「サンノミヤシティピクニック」が開催されています。
ステージや食を楽しめる特設会場で、市と地元企業で構成する「三宮駅前にぎわいづくりプロジェクト実行委員会」が主催しています。
会場北側には人工芝が敷かれたスペースが設けられ、丸太いすが50個を設置。飲食や休憩に使用できます。
キッチンカーや物産展、日替わりイベント等も行われ、秋の行楽シーズンにおける街中の期間限定賑わい空間として、市民の楽しむ姿が見られました。
しかしこのイベントは表向きの目的と思われます。イベントは平日、休日も含めて、10月22日から月末まで継続開催されます。通常の道路封鎖イベントはこのような長期期間の開催はせず、また週末に限定していたでしょう。
その真の目的は周辺で行われていた交通量調査に解があると思われます。
周辺道路の車道にもコーンを立てて、一部の車線を規制したり、中央幹線沿いや葺合南54号線上の歩道デッキ上ににカメラを設置して、車の動きを記録していました。
つまりは今回の道路封鎖区間を将来的に歩行者専用道路に変更した場合に生じる影響を確認する社会実験が今回のイベントの裏に隠された真の目的かと思われます。
JR新駅ビルの開発スケジュールが示され、三宮クロススクエアの第一段階における中央幹線周辺の再整備に着手すると同時に手付かずの葺合南54号線北側のリニューアルも行っていく可能性が高いです。
将来的に神戸阪急が建て替えられた際、建物東側がプロムナード化していると、現在のようにビル裏手ではなく、ファサードの一部になり、明石町筋に面した大丸神戸店の東面のようにオープンカフェの開設される優雅な駅前空間へと生まれ変わるかもしれません。
サンノミヤシティピクニックが葺合南54号線北側で開催中 歩行者専用道路化への社会実験か?
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク