今夏完成予定で加納町交差点にて建設中の布引町TAKAIビル。三宮に本社を置く不動産業の高井商事が新本社オフィスと賃貸住宅、店舗から構成される複合ビルを計画しています。アール面にカーテンウォールを採用したスタイリッシュな外観がいよいよお披露目され始めました!
完成予想パースが公開された際にはみずほ銀行三宮支店の入るヒューリック神戸ビルだと見間違いました。現物の建物を見ても、パッと見はヒューリックビルに見えますね。
高井商事の英名であるTAKAI CORPORATIONのロゴは夜間にはブルーの照明が点灯するようです。まだ私も実際には見ていません。
早く全体像を見てみたいですね。このアール部ですが、10フロア全てがオフィスなのでしょうか。つい最近知ったのですが、三宮発祥の神戸の人気カフェである「Mother Moon Cafe」は高井商事が展開しているチェーンです。今年の6月にはumieのサウスモールにも新店をオープンしました。多角化経営で成長を遂げる同社に相応しい新社屋がもう間もなく完成します。
近隣ビルに仮移転中のイスズベーカリー本店も真新しい高井ビルで再び開業します。
大きな交差点にも関わらず、老朽化した低層建物が多く見映えのしなかった加納町交差点ですが、このビルの出現でその光景は一変しそうです。
同じくフラワーロードのもっと南側で三ノ宮駅から至近距離にある神戸大隆ビル。何年も閉鎖されたままで幽霊ビル化していましたが、1-3階で改装工事が開始されました。新しくテナントが見つかったのでしょうか。老朽化がかなり進んでいますので、将来的にはやはり周囲の建物と一体的に再開発が必須かと思います。三ノ宮駅前北側の再開発が活発化した際には両隣の建物と共に建て替えが行われると理想です。
(仮称)布引町TAKAIビル新築工事
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目立つ場所にこういうビルがもっと増えてくれれば
神戸のくたびれた都市風景ももう少し改善するんですが・・
そうですね。神戸は特に目立つ場所にくたびれた建物が多い傾向が強いです。目立つ場所=好立地なので地権者は特に努力も投資もせずテナント料が舞い込む=何もしない=再開発は進まないという図式が成り立ってしまっています。やはり何らかの外圧が必須です。