加納町交差点の北側角地で建設の始まった(仮称)布引町TAKAIビル。不動産業を営む高井商事の新本社と共同住宅、イスズベーカリーの店舗から構成される地上10階建ての複合ビルとなります。
これまで着工されてもビル名の看板しかなかった仮囲いにようやく建築関連諸票が掲示されました。労災保険関連成立票によると工期は来年6月末までのようです。
この建物の最大の特徴はアール形状となる角を全面的にガラスで覆っている事です。角地に相応しいランドマーク性の高い建物になります。また店舗、住宅、事務所という構成で街の賑わい創出に貢献する開発です。構成的には中日輸船商事が下山手通に建設したトルチェ元町山手と類似していますね。
工事の進捗ですが、基礎工事が順調に進んでいます。杭工事が終わり、基礎の配筋工事が進行中です。
敷地東側はすでにコンクリートの打設が始まっています。鉄骨建方までは年内に完了しそうな気配です。
高さは約30m。近接するソーラービルと同程度の高さでしょうか。このビルが完成し、ソーラービルとの間にあるヤング開発が保有しているはず駐車場が開発されると、街並の連続性が生まれます。
交差点を挟んで向かいにあるイスズベーカリー本社工場と布引アパート。これら老朽化の進む建物群が一体的に再開発されると加納町交差点も現代的に生まれ変わることでしょう。新イスズ本社、店舗、ホテル、タワーマンションを組み合わせた複合開発ビルが実現すると面白いと思います。
(仮称)布引町TAKAIビル新築工事
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