海岸通と京町筋交差点西の駐車場跡に建設中のポルシェセンター神戸。8月28日の完成を控えていよいよ建物外観のお披露目が始まりました！
すでにセットバックした建物上層部の模様は前回の記事にてお伝えしていましたが、この建物のメインはショールームである低層部です。ポルシェセンターはシルバーの外装材に赤字のブランドロゴが映えるのが世界共通のデザインです。
低層部の高さを隣り合うチャータードビルに合わせた事で街の連続性を演出。近代建築に現代建築が隣接しても違和感の無いように計算されています。当初はどうなるのか非常に心配でした。
というのも最初に出てきたパースがひどい出来だったからです。マテリアルのディテール等も分からないので、のっぺりとして明らかにコストの掛かっていないように見える旧居留地には全くもって相応しいとは思えないデザインでした。ここからデザインの修正が入り、出来上がりつつある完成形は個人的には悪くないと思いました。
当初のパースではセットバックした上層部は低層部と同系色でしたが、景観デザイン協議で審議会から物言いが付き、白に変更されました。デザイン上、あまり目立たせたくない上層部ですが、寧ろ白にした事で低層部とのコントラストが生まれてかえって目立つようになりました。薄い同系色にしておけば、低層部と同化しますし、これから汚れも目立ちにくいはずです。将来的なリニューアルの際には塗装して欲しいです。
チャータードビルや周囲の高層ビルと絡めて。あまり目立ちませんが、上層部の西側の処理にももう少し気配りが欲しかったところです。景観審議には全方向の断面図は提出されているのでしょうか。
上層部はセットバックせずにそのまま低層部から連続させて立ち上がらせても良かったのではないかと思います。その場合、窓の処理は必須ではありますが。仮囲いが撤去されて、内装が完成し、ポルシェがズラリと並ぶようになればまた印象は大きく変わるかもしれませんね。
(仮称)ポルシェセンター神戸新築工事 海岸通・旧居留地計画
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一転して、上手いと思います。上層部も曇り空にはちょうど合うでしょう。１年の半分は、こんな綺麗な写真の空ではないですから、それを見越したくらいが丁度いいと思います。
あと、審議会はこれを自分の手柄だとは思わずに、むしろあんなCG？落書き？を提出させざるに至ったことの方を恥じるべきでしょう（笑）あくまで設計者の腕だと思います。
実物は写真以上に上層部が目立ちます。ただ確かに曇りの日はまた見え方が変わるかもしれません。兎にも角にも修正されて良くなったのは確かですね。完成時の姿をまたお伝えしたいと思います。
光の加減なんでしょうが、実物は写真で見るよりずっと明るい色調に感じます。
仕上がりは車のショールームとしては十分な質感があります。主役は車なのでここにポルシェが並ぶとそれだけで高級感が出るでしょうね。
上層部ですが、これくらいなら同系色で纏めた方が良かったと思います。写真で見ると別のビルのように見えますが、安っぽく違和感があります。
見比べると、上層階以外は外装材の色も当初のパースと殆ど変更ないんじゃないでしょうか？この物件完成予想パースの質が悪すぎましたね。
僕は上層部が白でいいと思います。白だから下層のとのコントラストがハッキリしてガンメタが映えますし、アールも浮き上がるようにハッキリ見えていいと思います。もしも白じゃなく濃色だったら全体的に重ったるいメリハリのない外観になってしまってたんじゃないでしょうか。
この感じ好きです。はやく完成後を見てみたいですね。
確かに白にした事で低層部とのコントラストが生まれてメリハリは付くようになりました。しかし不細工な上層部も目立ちます。り薄い同系色がベストなのではないかと思います。ひとまず完成形を見てみたいですね。