関電不動産三宮1丁目計画

三宮1丁目計画 播州信用金庫三宮支店跡地 タイムズパーキングが閉鎖される

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三宮中央通り・三宮1丁目の播州信用金庫三宮支店跡地1,008平方メートルは2011年に既存ビルが解体されて以来、タイムズのコインパーキングとして暫定利用されてきました。昨年末、この土地を保有していた日本商業開発が関西電力のグループ会社である関電不動産開発に当該地を譲渡。しかしながらその後も変りなくタイムズパーキングが営業を継続。

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つい最近、そのタイムズが営業を休止しました。閉鎖された当該地にはミニ重機が入って作業を開始しています。

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敷地の外周には鉄パイプを組み合わせた構築物が据えられました。仮囲いを設置するようです。

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敷地内にはプレハブハウスの現場事務所や簡易トイレ、作業用設備が置かれています。何等かの工事が開始されるようです。想定される作業規模から考えると、大規模な開発行為が始まる訳ではなさそうです。関電不動産開発もKSパークという時間貸しパーキングを運営しています。タイムズとの契約期限切れと共に自社のパーキングへと切り替える作業が行われる可能性が高いのではないかと思われます。しかしただ駐車場機械の入れ替えだけで敷地の外周に仮囲いを設置するのも少し大袈裟な感もあります。

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関電不動産開発はオフィスビルの建設を計画してこの土地の取得を行ったと報道されています。このままビルの建設に着手してくれると嬉しいのですが、今後の状況を注視していきたいと思います。

関電不動産開発は松下興産の子会社であったMID都市開発と関電不動産が合併して2016年に設立されたデベロッパーです。最近も大型開発投資に積極的です。大阪・京橋のOBPに超高層オフィスビルのケイ・オプティコムビルを竣工させたばかりですし、京都でも複数のホテルプロジェクトを進行中。また同社も加わった関西企業連合にて軍艦ビルとして有名な東京・芝の「芝パークビル」を取得。この三宮1丁目のオフィス用地もかなり高額な取得額だったようです。一等地であるだけに、早期に高収益を生み出す高度利用を開始して欲しいと思います。



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