鈴蘭台駅前再開発

鈴蘭台駅前第二種市街地再開発事業

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鈴蘭台駅前で進行中の再開発事業。駅ビル「ベルスト」の建設工事は大詰めを迎えています。同時に建設されている橋上駅と直結するコンコースのある下層階はまだ足場に覆われていますが、北区役所の移転する予定の上層階の外観や隣接する駐車場棟はすでに完成済です。

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建物上部に設置されているタワークレーンも当初の物から一回り小さくなっています。元々のクレーンはこのクレーンによって解体されました。小さいバージョンでも施工者の竹中工務店を象徴するシルバーマストです。

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この建物の完成で楽しみなのが駅ビル内に食い込んだ形で整備される駅前広場です。ピロティが設けられ、非常に都会的な空間となります。

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すでにこのピロティは姿を現しています。個人的に半屋内/半屋外という空間に何とも言えない魅力を感じます。

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駐車場棟の1階にも店舗が入りますが、この部分の仕上げも始まりました。駐車場棟は最初に着手したので、もう随分前から建物は完成しています。

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外装が露わになっている4-7階は北区役所ですが、この建物で最も完成後の様子で気になるのが商業施設である1-3階の店舗配置やコンコース内のデザインです。施設内レイアウトがすでに神戸市から公開されています。1階はピロティ空間となるバス・タクシー乗降場が設けられるので、商業スペースは細かい区画がメインとなります。小売を中心にサービスや飲食系のテナントが入ります。現在、仮店舗営業している銀行の二支店や小売店もビル内に再開業する予定です。

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2階はほぼ銀行とサービスがフロアを占めています。3階部分が橋上駅の鈴蘭台駅と直結し、コンコース化された中央部の両側に大きな小売店舗区画が広がります。小売店舗は全15区画で、店舗面積は1,251平方メートルです。これには銀行支店やサービス、飲食店の面積は含まれていないようです。新設予定日は8月末です。

すでにテナントの募集は開始されているようです。地権者店舗以外にどんなテナントが進出するでしょうか。ナショナルチェーンの利便や飲食店が主かとは思いますが、これまで鈴蘭台駅周辺には無かったテナントの出店も考えられますので、沿線からの買い物客や役所を訪れる人の流入によって駅周辺部の賑わいと活性化が期待されます。

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駅ビルによって利便性が向上する鈴蘭台駅周辺には今後、民間のマンション開発も進む可能性が高まります。ダイエー鈴蘭台店や鈴蘭台プラザ等の駅周辺に点在する老朽化の著しい商業施設の建て替えや再開発も進むかもしれません。北区の中心拠点としての重要性がこれまで以上に増す事でしょう。



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