南京町入口に面する解体済のりそな神戸ビル跡地は地中の既存躯体を晒した状態で暫くの間、放置されていましたが、仮囲いの設置作業が始まりました。これに伴い、簡易囲いにあった建築計画のお知らせも撤去されていました。
職人の方が水平器を使ってしっかりと仮囲いの設置を進めていました。仮囲いは通行者と現場を隔てる安全の要ですので、プロとしては手の抜けない作業ですね。鉄パイプを組んで鋼板を一枚一枚丁寧に取り付けていきます。仮囲いの設置法としては最も一般的なパイプ・クランプ式と呼ばれる工法です。仮囲いによってはH鋼をどんっと水平に置いてそこにパイプを組んで鋼板を取り付ける方法もあります。
角のみは透明のアクリル板を取り付け、中で結局、もう一列余分に仮囲いを設置する例をよく見掛けますが、この理由は何故なのか知りたいところです。
りそな神戸ビルの基礎躯体が残っている現場。基礎工事の初期段階で山留壁代わりに活用し、最終的には解体します。
現在、神戸の都心部で具体的に計画されているホテルの中では最大規模となるドーミーイン神戸元町。1階東側にはテナントフロアも設けられるようです。当初はコンビニの出店を予定していたようですが、立地特性を考慮してレストランへと変更されました。街の賑わいへの貢献としての配慮で、事業主の共立メンテナンスに対して好感を持ちました。地上14階建で高さが約50mあるので、界隈でも規模の大きなランドマークになる事は間違いないでしょう。
南京町の広場はこの日も多くの人々で賑わっていました。ドーミーイン神戸元町が完成すると、ここからの風景も大きく変わっている事でしょうね。ホテルプロジェクトが既存建物の解体後、なかなか着工しない例が多発する中、今回のプロジェクトは比較的早期の着工に至る事に安堵しました。今後の本格的な工事開始が楽しみです。
(仮称)ドーミーイン神戸元町新築工事 着工準備始まる!
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角地が透明なのは、たしか歩行者が出会い頭で衝突するのを防止するためではありませんでしたっけ?
透明だと曲がり角から人がくるのが見えるので。
このドーミーインはパースだけ見るとものすごく地味な色合いですね。
南京町らしくもっと多彩な色どりで中華色を出してほしい。
屋上も切妻瓦屋根とかできないのかな。
もちょっと立地に合わせて欲しい。
そう言ったことは景観審議会は言わないのかな?
コンビニじゃ無くなったのは本当に良かったです。
私はむしろ栄町通に対してはこのシックな感じのほうが似合ってるような気がします
何がともあれコンビニがレストランになったことはほんとに喜ばしいです。
センター街に薬局が増えているのと対照的に感じます…
中華色とかそんなにいらないから、これでいい。