解体工事が完了したりそな神戸ビル。南京町の海栄門横がすっかり開放的になりました。
ドーミーインの建設を計画している共立メンテナンス社内ではどんなプランが練られているのでしょうか。本当であれば南京町の入り口には全てホテルが立地するはずでした。東側の長安門横には神戸元町東急REIホテルが営業していますし、南側の海栄門横にはドーミーインが建ちます。写真奥中央に赤い建物が確認できるかと思いますが、ここにもホテルが計画されていました。広島の不動産会社アーバンコーポレーションが西安門前に地上13階建てのホテルを2009年に完成させる予定でした。当時も神戸はホテル建設ラッシュに湧いていましたが、リーマンショックによって半数の計画が頓挫しました。アーバン社も煽りを受けて倒産。計画地は和田興産がマンションを建設しました。
現在のホテル建設ラッシュは2008年のラッシュを規模では大きく上回りますが、普通のビジネスホテルが多く、2008年の頓挫したホテル計画には第一突堤や中突堤のプロジェクト等、なかなか夢がありました。
敷地内の様子です。ビルが立っていた際は気づきませんでしたが、こんなに大きな敷地だったのですね。旧ビルの基礎外周部のみは残された状態です。これは新しいビルを建てる際、基礎工事にて掘削した部分の側壁の崩れや水の侵入を防ぐ為に、通常、構築が必要な山留壁の役割を担います。基礎構築後は解体されます。
資材置場として使われていた西隣のコインパーキングも営業を再開しました。ここも敷地にふくまれないかなと淡い期待を抱いていましたが、やはりそうはならなかったようです。もしくはドーミーインの着工まで暫定的に駐車場が復活したと勝手な想像もしてみたり。パーキングとの境には仮囲いがすでにあるので無理かな。
りそな神戸ビル跡地 ドーミーイン進出予定地
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク