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今春4月には建物が完成し、開業かと思われていた栄町通のりそな神戸ビル跡地のドーミーイン神戸元町はオープンすることなく、周囲を仮囲いで覆われた状態で8ヶ月以上、閉鎖状態にありました。その他の新規ホテル計画はオープンは踏み切る中、事業主の共立メンテナンスはこのホテルの開業をいつまで延期するのかとヤキモキしていました。
しかしここに来てようやく仮囲いが撤去されました。
そして南面の東側半分と東面の外周に設置されていた花壇に遂に植栽が行われました。
常緑樹のシマトネリコを中心に数多くの木や植物が植えられました。
1階東側の南京町に面したティーラウンジ「Jasmine」。こちらも植栽によってテラスと街路が隔てられました。
春以降はテラス席も重宝される事でしょう。
約1年近くの遅れとなりますが、来年にはようやくオープンを迎える事になります。やはりGo Toキャンペーンの6月までの延長決定が今回の開業に与えた影響は大きいのでしょうか。
最近は神戸の街中でもキャリーバッグを引きずる国内観光客の姿をよく見かけますし、週末のホテルの稼働率の回復もまだ灯かりの数からも感じる事ができます。
来年の神戸では春までにこのホテルを含めて規模の大きなホテルの開業が相次ぐ予定です。
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