神戸市と兵庫県が計画している新長田・二葉町5丁目の合同庁舎。10月上旬には井戸知事や久元市長も出席した起工式が現地で執り行われました。その後、しばらくの間、実際に工事は始まりませんでした。
ようやく本格着工に至りました。施工は熊谷・美樹・山田のJVが受注しています。
この庁舎の完成後には現在、バスターミナルビルI期ビルに入居しており、この新庁舎の計画も担っている神戸すまいまちづくり公社がこの建物に移転してくる予定です。今後、神戸市役所の老朽化した三宮の庁舎群の建て替えが進められますが、新たに建設される建物は必ずしも全て庁舎機能を有するとは限らないようです。その受け皿として、新長田はまだこれから西の官庁街としての発展を遂げる余地がありそうです。
8階: 神戸すまいまちづくり公社
6-7階: 兵庫県神戸県民センター(県民交流室、県税事務所)、住宅供給公社 神戸事務所
2-5階: 神戸市行財政局主税部(本庁税部門の一部)、各区市税事務所
1階: 兵庫県神戸生活創造センター
具体的な着工日が分かりませんが、いつの間にやら、かなり工事は進んでいるようです。
敷地内には等間隔に鉄骨の頭がニョキニョキと地面が から突き出ています。外周部は山留壁構築のためのH型鋼で、中央は乗入構台を支える支柱でしょうか。よってすでに杭工事は完了している可能性が高いです。竣工は2019年6月末を予定しています。完成後には約1,050人の市・県職員が就業する事となります。
県と市の共同事業の象徴のようなプロジェクトですが、今後も都心の再整備を中心にコラボプロジェクトを増やして欲しいですね。
新長田駅南第2-B地区(大橋5第2工区)と呼ばれる角地は昨年6月に特定建築者募集によって入札が行われ、但馬銀行が決定していましたが、その後、工事が始まる気配がありませんでした。
1年半を経てようやく但馬銀行長田支店が着工します。
敷地面積434.37平方メートルに鉄筋コンクリート造、地上4階、延床面積約910平方メートルの店舗ビルを建設する予定です。同行は東に100m程の場所に支店を構えていますが、新店舗ビルの完成と共に移転予定です。
新長田合同庁舎建設工事
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どうも一昔前のビルのようなずんぐりむっくり感が気に入りません。
市役所の3号館にしても9階程度で、庁舎はHATの建物のみたいに、なんか10階くらい高さ50mぐらいでまとめようとしてるのかなと勘繰ってしまいます。
例の景観審議会の誘導があるんですかね。
今年中に市役所2、3号館の公式発表あるみたいだから、パブリックコメントもするそうなんで意見したいです。