メリケンパーク再整備　全面開放は4月5日(水)に決定

リニューアル工事中のメリケンパークですが、神戸市は公園のリニューアル完成と全面開放を4月5日(水)に行うと公式に発表しました。残りあと約2週間となります。



リニューアル工事は完成に向けて大詰めを迎えています。花壇の植栽や照明設備の設置が着々と進んでいます。



園内の外周を縦横断するシティループバスの専用道路の北側エントンラスも完成しました。



TOOTH TOOTHカフェの裏側を南に向けて真っすぐに道路が伸びています。



南側から見ると、鯉川筋と一直線上にあります。



園内には照明設備を付随した新たな花壇が多く設けられました。夜間景観をかなり強く意識しています。



サンタマリアの錨のモニュメント周辺にも色とりどりの花が植えられました。



神戸港震災メモリアルパーク周辺もリニューアルが施されました。



植樹によって新たな並木道も誕生しています。これらの若い木々にも照明設備が備わり、1本1本がライトアップされます。



親水広場もリニューアルされて復活します。夏場には子供達が狂喜乱舞で水遊びに興じることでしょう。



拡大された芝生広場です。開園直後しばらくは芝の養生の為に立ち入り禁止のロープが張られるのではないかと思われます。



ほぼ全面に真新しい煉瓦タイルの敷設が完了しました。海と空が見渡せる開放感のある気持ちの良い空間が広がっています。



封鎖されていない場所のタイルと新たに敷設されたタイルの汚れが目立ち、その差が却って残念な感じで心配していたのですが、それは杞憂に終わりました。封鎖エリア外のタイルも置き換えが進められています。



西側のエントランスアプローチも街灯が設置されて完成が近づいてきました。



西日本最大級のスターバックスも外観は完成したようです。内装と外構に工事の軸足が移っています。



店舗名称は「スターバックス コーヒー 神戸メリケンパーク店」に正式決定。開業日も4月21日（金）と発表されました。

以下公式プレスリリースから抜粋
『「KOBE HARBOR COFFEE CRUISE」をコンセプトに、まるでコーヒーを片手に神戸港をクルージングしているかのようにリラックスでき、心豊かな気分になれる場所という想いをこめてデザインしました。ガラス張りの開放感のある店内では、くつろぎの時間を過ごせるようにソファ席やベンチシートを多く配置し、さらに公園内立地の特性を生かし、テラス席を豊富に用意することで自然とのつながりを感じていただける空間を演出しました。船首をイメージした2階部分の窓に面して配置したカウンター席からは、神戸のパノラマを贅沢にご覧いただけます。』

105席（店内71席　テラス34席）を用意し、開店は朝8:00、閉店は22:00を予定しています。



BE KOBEのモニュメントも完成しているようです。あまりこういう試みは好きではありません。記念写真の名所にはなりそうです。



完成した屋外ステージですが、最近、リニューアル工事前の写真を見ていたら、既存施設だったのに気づきました。全くこの存在を意識した事がありませんでした。今回のリニューアルで屋根が付いて、再塗装され、土台も化粧直しされました。



路面に錨のマークとPORT OF KOBE 1868の文字が刻まれました。



海洋博物館の2階にある結婚式場もメリケンパークのリニューアルに合わせてなのか、改装中でした。



さて、完成形のほぼ全容が見えてきたメリケンパークのリニューアル工事。発表当初は正直、あまり期待はしていませんでしたが、スターバックスの誘致成功から始まり、想像以上の大規模な改修となった為、工事の進捗に合わせて期待は徐々に高まっていきました。結果としては完成度はかなり高いリニューアルになったと思います。夜景の名所としてもハーバーランドモザイクと並んで関西有数のデート及び観光スポットとして返り咲くのではないかと思います。桜並木も楽しみですし、魅力を大幅に増した事は間違いありません。4月5日が待ち遠しいですね。