メリケンパーク再整備 神戸港開港150年記念プロジェクト

開港150年を記念するプロジェクトの一環としてリニューアル工事が進められているメリケンパークの様子をレポートします。公園の一部のエリアでは写真だけ見ているとここが一体どこなのか分からない位までに殺風景な状況になっています。



改修工事は着々と進んでおり、東側の公園入口付近はすでに舗装ブロックの敷き替えが完了済みです。



フィッシュダンス周辺も綺麗に美装化されています。



新たな照明演出を施す為、地中に新たな電線埋め込みも行われました。等間隔に電気ホースが顔を覗かせています。恐らく最近、市内の再整備で多用されているポール式の背の低いLED照明塔が設置されるのではないかと思われます。



まだ場所によっては既存の古ぼけた舗装の残っている箇所、瓦礫の山と化している箇所等、かなりカオスな状態が続いています。



この噴水広場のリニューアルがどういう形で行われるのか。個人的にとても興味があります。親子が真夏に水遊びに興じられる賑わい空間になると嬉しいです。



イベント広場前の煉瓦タイルの敷き詰めは完了しているようです。広場前の建屋はる時代を感じさせる造りなので、改修するか解体撤去して欲しいと思います。



さて、今回のリニューアルで最も期待を寄せたいのが、関西最大級の店舗となるスターバックスカフェの出店です。公園に出店するスタバは集客と賑わい創出の成長エンジンになる例がこれまでの実績から顕著です。



隣接するオブジェと一体化させた芝生広場の真ん中に店舗を建設。2階の屋上テラスは気持ちが良さそうですね。夜はアルコールも提供する夜スタバ仕様にして欲しいと思います。



建設予定地はまだ盛り土のままです。4月開業予定という事ですが、着工は年明け以降でしょうか。



巨大オプジェ「オルタンシアの鐘」。このリニューアルを機に再び鐘の音を鳴らすようにならないのでしょうか。オブジェと言えば、この近くで展示されてきた二隻の近未来船「ヤマト」と「疾風」が廃棄処分されることになったそうです。ご苦労様でした。



工事は年度内の完成を目指していますのでまだ完成までは5ヶ月を要します。