年が明けていよいよ来年の開業が迫る須磨海浜公園内で建設中の神戸須磨シーワールド。その敷地の東側で鴻池組が施工している「神戸須磨シーワールドホテル建設工事」。サンケイビルの子会社であるグランビスタホテル&リゾート直営のリゾートホテルとなります。
鉄筋コンクリート造の地上躯体構築が進行しています。弧を描くような弓形もしくは扇型の建物形状が分かるようになってきました。
ホテル棟の最東端部分です。盛り土をした上に地上1階部分まで型枠が組み立てられており、2階の柱の鉄筋が伸びています。
このホテル棟ですが、当初は北側が弓形の内側になるよう設計されていました。しかし実際には南側が弓の内側になる形状に変更されています。
こちらが初期段階のホテルのイメージパースです。中央部が南側に突き出ていました。
よって北側から見ると、中央が凹んで両側が迫るようになっていました。
最終は逆の形状となりました。形状変更の理由は何でしょうか。
また車寄せの位置も高さを増しました。これは津波対策でしょうか。
東西に幅のあるホテルの躯体が立ち上がっています。もし須磨シーワールドの人気が想定以上で、ホテル需要も高い場合、海浜公園内の敷地を使って新たなホテルを建設するという事も考え得るかと思われます。エリアの一大リゾート地化にはもっとホテルが必要です。
最東端の平面駐車場の北側で建設中の立体駐車場棟。鉄骨建方がほぼ完了しており、早くも既に駐車場棟の形状になっていました。
地上4階建の立体駐車場。716台を収容できるパーキングです。平面駐車場と合わせて合計1,110台のキャパシティを持つ事になります。
南側の鉄骨構造はエレベータータワーかと思われます。右側の床にはデッキプレートに四角い穴が二箇所空いています。
キャパシティが不足する場合は、南側の平面駐車場にも立体駐車場を建設して、これを補う事も可能でしょう。駐車場を増やし過ぎると、神戸須磨シーワールドの開業後、大型連休中の国道2号線や阪神高速の渋滞が東西交通の悩みの種になり、いかに公共交通機関での来場に誘導出来るかも課題となりそうです。渋滞を避けやすい快速停車駅のJR垂水駅や須磨駅からシャトルバスを運行する事も検討すべきかもしれません。
須磨海浜水族園・神戸須磨シーワールド 須磨海浜公園再整備工事 ホテル棟の地上躯体構築が進む・駐車場棟鉄骨建方完了
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神戸須磨シーワールドのホテル棟ですが、北面を弓形の内側になるようにし、南面は中央が突き出た形の方が良かったと思います。理由は、ホテル各室のバルコニー(ベランダ)から、隣室のバルコニーが多少視界に入るのではないか、と危惧する為です。もし眼が合うと楽しい気分も半減しますからね(笑)。
駐車場が1,110台というのもGW、夏期、秋の行楽期には心許ない数字です。きっと不足します。増設するでしょう。また出入り口が東西南北4方向にあれば捌きやすいのですが、何せ国道2号線は、、(苦笑)塩屋〜垂水は1車線ですからね〜夕方は特に悲惨。西行きは第2神明に逃すしか無いでしょう。工事現場前をたまに通りますが、とにかくワクワクします!