大人気のオルカスタジアム内1階にあるレストラン「ブルーオーシャン オルカスタジアム」。西日本初のシャチを眺められるレストランとして、開業前から大きな話題を和呼んでいました。その話題性の高さに加えて、レストラン利用が希少になっているのは、一日80組限定という現在のシステムです。
神戸須磨シーワールドのオープン直後にオルカスタジアム前には行列ができます。これはブルーオーシャンの入店整理券をゲットする為の列で、開場からおよそ1分で80組に達し、整理券は売り切れてしまいます。
従ってブルーオーシャンでの食事をしたいならば、スマシーオープン時間の入館券予約と早朝からゲート前に並び、施設のオープンと共にダッシュでブルーオーシャンに駆け付ける必要があります。
朝早くから並びたくないけれど、ブルーオーシャンで食事をしたいという人には、公式ホテルの神戸須磨シーワールドホテルに宿泊するという手もあります。同ホテル宿泊者は専用ゲートを使って入場できるので、施設オープン30分前に専用ゲート前に並んでもブルーオーシャンの予約整理券を入手できます。
レストランエントランスにある発行機で整理券をゲット!
事前情報では、レストラン開店11時と共に入店する列と、次の時間枠の整理券に並ぶ列があると聞いていましたが、システムが変更されたのか、全整理券制になっており最初の40組が11時からの第一部、次の40組が13時頃の第2部に分けられる形となっていました。整理券発行時には、端末を使って獲得したい席のエリアを選びます。無論、選ぶのはテーブルからシャチのプール内が見えるオーシャンエリア。
今回は35番という第1部の後ろの方になってしまったので、嫌な予感がしました。
11時前の集合時間に再びブルーオーシャン前に集まり、いざ入店!受付を済ませて席に案内されます。
整理券35番で案内されたのはオーシャンエリアの端でプールとは反対側の壁沿いのテーブルでした。席からはかろうじて窓一枚分のガラスからプール内が見える環境でした。寧ろ41番だった方が第2部の良い席を案内された筈なので、不満が残りました。第1部が良いか、2部が良いかを選ばせて欲しかったです。
料理はブュッフェ形式の80分制。入店直後は1番より先に案内された人々が最もフレッシュな料理にありつける事になります。
地産地消ブュッフェレストランを標榜し、ひょうご五国豊穣の食材をふんだんに使った数多くの料理が並びます。和洋中なんでもござれ。肉料理が多い印象でしたが、シーフードも種類があります。
神戸牛、神戸ポーク、丹波鶏や瀬戸内の海鮮、地元の野菜等を色々な形での創作料理に活用しています。目の前を悠々と泳ぐシャチの姿を見ながら舌鼓を打つ事が出来れば、朝早くから並んだ甲斐があるでしょう。
種類豊富な料理で魅了してくれます。
特に美味しかったのが、ライブキッチンで提供されるローストビーフ。肉質は非常に柔らかく脂も乗ってやみつきになりました。
シャチはショーの行われる手前のメインプールと後方のスタンバイ用のプールの間を行ったり来たりするので、後方プールへ行ってしまうと、何もいないプールになります。
シャチの赴くままに任せて食事を楽しんでいると、突然、窓の下からシャチが出てきました!
奥のプールに向かうシャチ。しばらく出てこない事もあれば、すぐに出てくる事も。
プール最前列のテーブル席から案内されている為、良い席から退席が進みます。よって万一、席の立地が悪かった場合は、この時間差がチャンス!1〜2列目等の席からは完全に人がいなくなるので、3列目以降でシャチを殆ど見る事ができずに不満を持ってしまった人々も退席までのほんのわずかなこの時間のみ、誰にも気兼ねする事なくシャチを窓際で見る事ができます。不運だった人々はこのわずかで貴重な時間を得る事で少しは不満を和らげていました。
それまで奥のプールに行ってしまったシャチがまるで測ったように戻ってきてくれました!
2頭のシャチは仲が良く、パフォーマンス以外の時間は常に一緒に行動しているようです。
常に1頭がもう1頭を追って戯れあっていました。パフォーマンス中にスタジアムから眺めるシャチも良いですが、やはり水中の様子を観察できるのが良いですね。
パフォーマンスの時間に当たると、トレーナーさんが水中に飛び込んできたりする様子も見る事ができる他、泳ぐスピードを上げたり、ジャンプして着水した後のシャチを観察する事も可能です。
グルグルとプールを泳ぎ回り始めると、周期的に窓際に寄ってきてくれます。
朝早くから並んでもどのテーブルに当たるのかは時の運。暫く人気が続く間や週末、連休、夏休み中等は、この予約整理券制が導入され続けるのではないかと思います。平日はどうでしょうか。
営業時間は11:00-15:00という短時間でランチのみの営業です。シャチへのストレスを鑑みてディナータイムの営業はしないのでしょうか。非常に狭き門ですので、かなりの気合いを入れて望まなければ、休日にこのレストランで食事をするのは難しいでしょう。ドルフィンスタジアム内のフードコートは行列に並べば最終的には席を確保できます。また神戸須磨シーワールドホテル内のレストランのランチブュッフェを楽しむという選択肢もあります。
神戸須磨シーワールド開業特集 Part3 オルカスタジアム内レストラン「ブルーオーシャン オルカスタジアム」シャチを見ながら楽しむブュッフェ
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シーワールドのホテルブッフェは一度退館しないといけないので宿泊客以外は食べられないですよね。
どうも須磨公園と行き来できる階段も用意されているようなので、ゆくゆくは一体的なパークとして整備されるのかもしれません。
須磨海浜公園と一体化した、本当の神戸シーワールドを体験できるのはその時かと思っています。
私は、初日に行きました。食品の持ち込みは禁止ですが無計画だと館内でおなかを満たすことは難しいです。オルカスタジアムは各ショーの後も開放されていましたから、40~50分前に入り良い席を確保してポートダイナーで飲み物とポテトを買って次のショーまでの間、プールで泳ぐシャチを見てゆっくり過ごしました。日影ですしなかなかここち良かったです。ビールは座席まで売りに来ていました。ただポートダイナーはおやつ程度です。ブルーオーシャンは勿論完売、フードコートも満席、キッチンカーも軽食が多い印象で食の環境は良くはないです。この辺りは今後改善されることを期待します。