フウキ建設が磯辺通3丁目で施工している(仮称)三宮磯辺通PROJECT新築工事はいよいよ今月末の竣工を予定しており、完成までに1ヵ月を切った為、外装を覆っていた足場の撤去が進み、遂に外観が姿を現しました!
コーナーをカーテンウォールで覆ったスタイリッシュなファサードがお披露目されました。地上10階 延床面積2,000平方メートルのテナントオフィスビルです。同社が施工する殆どの物件がそうであるようにこの建物の設計も(株)グラッドデザインが手掛けました。
この二社のタッグによって関西圏を中心に生み出されるデザイナーズビルやマンションは非常にスタイリッシュな外観が特徴で、街中に強いアクセントを与えるアイマークになっています。今年5月には先行して同じ通り沿いに、二社が手掛けたオフィスビル「LINEA SANNOMIYA」が竣工しており、同時期に二つのプロジェクトが近接して進行しました。
1階は店舗テナント、2-10階はフロアを3分割して、貸事務所として賃貸します。9月初旬から入居が可能となります。まだ物件名は決定していないようです。
この建物には東面と北西面にバルコニーを設置しています。オフィスビルやテナントビルにバルコニーを付ける理由やメリットは何でしょうか。万一、テナントの入りが良くなかった場合、賃貸住宅への転用をバックアップとして考えているのでしょうか。
三角形の角地に建設された建物の為、北西面から見ると、非常にスリムな形状になっています。
1階の店舗テナントは軽飲食店であれば出店も可能です。カフェ等が対象でしょうか。眺めの良いコーナー部はサロンやサービス系テナントの出店が望ましいでしょう。スタートアップ企業のオフィスとしても最適です。近隣エリアは昨今、共同住宅が土地開発の主要用途を占める中、敢えてテナントビル開発に挑戦した意気込みは素晴らしいと思います。是非とも成功を収めて欲しいです。さすれば、今後も同様の開発が後に続く可能性が開けます。
道路を挟んだ向かいのガソリンスタンド跡地はまさに分譲マンションの建設が進められています。神戸市は都心機能誘導地区にタワーマンションが建設されないよう規制を掛けましたが、その地区には依然として、中小規模のマンションが続々で建設されており、これらの歯止めは一切、掛けられていません。都心地区の土地が住宅に取って代わる事を問題視した施策の筈ですが、中小規模のマンションは無尽蔵に増える事を許容して良いのでしょうか。
(仮称)三宮磯辺通PROJECT新築工事 遂にベールを脱いだ新築テナントビルは今月末竣工予定
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