須磨水族園

神戸須磨シーワールド開業特集 Part1 大盛況の関西最新レジャースポットは絶大なる人気を誇る!



須磨海浜公園及び須磨海浜水族園にPFI方式を導入し、民間資金と運営ノウハウを活用して、大規模リニューアルを図った事で誕生した神戸須磨シーワールド。6月1日のグランドオープン以来、非常に大きな話題を呼んでいます。これまで完成した施設の外観や、それら周辺の様子をお伝えしてきましたが、筆者もようやくこの最新レジャー施設の醍醐味を堪能してきましたので、開業特集としてレポートしたいと思います。



現在、当日券の販売如何は混雑状況に左右される為、事前予約が推奨されており、ネット販売での入館券を購入しておく必要があります。

予約には曜日によって10:00/9:00から1〜2時間おきに入館時間が選べるようになっている他、1DAYと2DAYパスの2種類が選べます。

しかし入館予定時間には写真のように入館者の長蛇の列ができます。特に開館時間帯が最も列が長くなる傾向です。



列の先頭はエントランスゲートです。QRコードを改札機にかざしての入館となります。

1DAYでも楽しめますが、施設を十二分に堪能するには2DAYを推奨します。後述しますが、特にシャチを眺めながら食事のできるレストランへの入館整理券は開場から10分も満たない内に一日分が売り切れるので、これを狙うなると、しっかりとした事前準備と、スケジュール管理が必要となり、2日あった方が行動全てに余裕が生まれます。



エントランスゲートを抜け、晴れて神戸須磨シーワールドに入館します。尚、公式ホテルである神戸須磨シーワールドに宿泊すると、宿泊者専用ゲートを使う事が出来るので、入館の長蛇の列に並ぶ必要がありません。



ゲートを抜けると左手にインフォメーションブース。館内マップ等を入手できる他、ベビーカーや車椅子の貸し出しも行っています。またエリア内ではフリーWi-fiも提供されています。



ゲートのすぐ右横にはコインロッカー室が備えられています。



市内のホテル等で宿泊を伴ったスーツケース等を持った来館者には重宝する設備でしょう。尚、神戸須磨シーワールドホテルの宿泊者は専用のロッカーをホテル内に備えているので、このロッカーを使用する必要はありません。



ゲートを抜けると眼前に広がるのが、シーワールドプラザ。旧すますい本館跡地に誕生した広大な多目的広場で、来館者の交流ゾーンとして重要な役割を果たしています。



ゲートの直ぐ前には神戸須磨シーワールドのオブジェ。施設のシンボル的存在であるシャチの親子が波に乗っている姿です。



無論、ここが絶好・人気の記念撮影スポットになっている事には間違いありません。



プラザ内は非常に多くの人々で溢れ返っていますが、大きなオープンスペースの為、人の密度を抑えるのにひと役買っています。



プラザ内にはパラソルのあるテーブルセットも複数用意されていますが、どの席もすぐにいっぱいになり、競争率は激しいです。



気になる館内での食事ですが、前述のシャチのレストラン利用整理券はあっという間に完売するので、あまり貢献せず。残るはドルフィンスタジアム内のフードコートですが、こちらも入場規制が行われているので長蛇の列ができる為、入館者に対して飲食店の席数キャパシティが足りていない印象です。

その不足分を補っているのがプラザ内に出店している複数のキッチンカーです。



プラザの南側は傾斜になっていて、少し小高い丘のようになっている緑地です。



ここにはベンチが扇形に広がっているので天気が良ければ、キッチンカー等で購入したフードやドリンクを楽しむ事ができます。原則、食べ物の持ち込みは禁止されています。



真夏の炎天下や真冬になると、このプラザの緑地での飲食は厳しそうです。夏場には陽射しを遮る工夫が欲しいところです。



オルカスタジアムの1階西側にシャチを眺められるブュッフェ・レストラン「BLUE OCEAN」のエントランスが設けられています。一日昼間の二回転しか営業していないので、競争は非常に激しいです。また後日、詳しくレポートしたいと思います。



スタジアムの壁面には大型LEDディスプレイが備えられています。



ディスプレイにはシーワールドのTVCMや館内のインフォメーション、館内カメラで映し出される敷地内の様子等が放映されています。



館内には至る所にデジタルサイネージも設置されており、パフォーマンスやアクティビティのスケジュール等が表示されています。この他、公式アプリを予めスマホに入れておくとスケジュール確認に便利です。



ドルフィンスタジアムから水族館棟のアクアライブへは外側の大階段もしくは、スタジアム内部のエスカレーターを経由しての移動となり、地上からのアクセスはできません。



二つのスタジアムは双方とも数千人規模の収容力があるので、パフォーマンスが終わる度に、それぞれのスタジアムからこの規模の人々が吐き出され、プラザやアクアライブへと民族大移動が起こります。



退出用には東側に専用ゲートが設けられています。一番左端の壁で隔てられているゲートのみは神戸須磨シーワールドホテル宿泊者専用のエントランスゲートとして割り当てられています。ホテル利用者以外は、基本的に再入場は出来ませんので、十二分に堪能してからでなければ、退出ゲートを通る事はないでしょう。



実際に訪れてみた神戸須磨シーワールドは、紛れもなく関西ではUSJに次ぐ集客性を持った破壊力のあるエンターテイメント施設だという事がよく分かりました。水族館としても、少なくともオープン初年度の来館者数は天保山・海遊館を上回り、国内トップの沖縄・美海水族館に迫るのではないかと思います。関西一円から中部、中四国、九州までを含む広域圏からの集客が期待出来る他、その内、訪日客も訪れるようになるでしょう。混雑が収まる気配は当面の間は無さそうです。次回からは各施設の様子についてレポートします。

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POSTED COMMENT

  1. kkbb より:

    最近街中に外国人が増えてきたと感じます。
    中国人韓国人中心は変わりいませんが、欧米系も増えています。
    これはインバウンドが、あまりも増えすぎ混雑した古都、大阪中心の滞在から空いている神戸にシフト変更し始めたからと考えます。
    昼間は古都観光で夜は神戸で食事と宿泊ならいい傾向です。
    神戸はあまりにもいい格好しすぎて市長と市議会が地味な政策をし過ぎた。もともと派手なのが似合っていたのに個性を殺していたと思います。この須磨シーワールドを起点に六甲山観光、夜景充実も含め、エンタメ系に特化すればインバウンド大逆転の可能性もあると考えます。

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