旧そごう・神戸阪急

神戸阪急本館9階催事フロアで開催されているアニメーション 呪術廻戦展『劇場版 呪術廻戦0』編とリモデルの進捗状況

先週23日(水)に全館リモデル事業の一環として本館5~7階のリニューアルオープンを果たした神戸阪急ですが、現在、9階の催事フロアで行われている集客イベント「アニメーション 呪術廻戦展『劇場版 呪術廻戦0』編」が盛況です。

「呪術廻戦」の原作は「週刊少年ジャンプ」で掲載中であり、MBS/TBS系列局で放映されているアニメは現在、シーズン2の「懐玉・玉折」が終わって、いよいよ今週31日(木)より「渋谷事変」の放映開始が予定されています。



今回、神戸阪急の催事フロアで開催されている展覧会は、2021年12月に公開された映画「劇場版 呪術廻戦 0」を主テーマとしたイベントで、3月の東京を皮切りに、4月の横浜、そしてその後からは阪急百貨店主要各店に移り、5月に梅田、6月に博多で開催され、話題を集めていました。そして8月10日より神戸阪急でもようやく開催に至り、明日28日(月)が最終日となる予定です。



展示会場には、撮影が許可されている展示と禁止されている展示に分かれており、原画やセル画等の展示は基本的に撮影は許可されていません。ディスプレイの多くは作品中の衣服や小道具等を実物化したものが殆どでしたが、呪術高専の制服等が具現化されて興味深く見入る事ができました。



親友同士であった五条悟(ごじょうさとる)と夏油卓(げとうすぐる)の呪術高専時代の制服です。アニメの中から飛び出してきたような錯覚を覚えますが、違和感はなく、実在する人物のようにも思えてきます。



こうしたアニメの展覧会を訪れたのは初めてでしたが、その作品の世界観を体現しようとする展示は面白いですね。コアなファンからすると堪らないでしょう。



夏油卓が悪役に転じた後の悪僧のようなコスチュームも展示されていました。



展覧会の来場者は女性の方が多い事にはビックリしました。作品の内容はビジュアル的にも結構グロいバトルアニメなのですが、女性ファンの方が多いという事は意外でした。



記念撮影ができるフォトスポットも多く用意されており、主要スポットには係員の方が常駐して、撮影をしてくれるサービスも提供されていました。呪術高専の教室を模したフォトスポットでは劇場版の主要キャラをバックに記念撮影ができます。



作品中に登場する様々な小道具の展示も面白い物でした。主人公・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)の同級生である釘崎野薔薇(くぎさきのばら)が芻霊呪法の術に使う金槌と釘。



一級呪術師の一人である七海健人の武器である大鉈。



そしてハイライトは主人公を差し置いて一番人気キャラの五条悟の等身大フィギュアのディスプレイ。



この作品が女性に人気を博しているのは、このキャラクターが要因である事は間違いないでしょう。チャランポランであっけらんかんとした性格で、普段は目隠しをして3枚目キャラにも関わらず、目隠しを取ると絶世の美男子で最強の術師というギャップが女性の心を掴むのでしょう。



私はこのアニメの猛烈なファンという訳でもなく、原作も読んだ事はありません。子供が見ているのを横から見ていた程度から少し真剣に見始めた程度で、今回の展覧会も子供の為に訪れたのが目的でした。



しかしこのアニメはよく出来ているので一度見始めると一気に引き込まれる力を持っています。



展示の最後のスペースには毛筆で描かれたメインキャラクターが並びます。



劇画タッチの水墨画のように描かれており、見応えがありました。

この展覧会の展示品は神戸での展示が終わると、この後、仙台や札幌、金沢へと引き継がれていきます。



話題の催し物の開催中、本館5〜7階の改装を終えてリニューアルオープンを果たした神戸阪急。



着々と独自色に磨きを掛けたターミナル百貨店へと変貌を遂げています。改装されたフロアはいずれも非常に若々しい雰囲気を持ち、どちらかと言えば今や保守的な大丸とは対照的に一線を画す形になっています。



まだ7階の一部や8階の全フロアと順次、リニューアルが進行中です。



今年11月に全面改修を終える予定となっており、満を辞して大丸追撃体制が整う事になります。
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