敷地西側の地中障害物撤去工事が続いている(?)神戸阪急ビル増築工事。2021年春の完成を予定しており、既に開業まで2年を切っていますが、現在は未だに低層部東側のみの躯体が地上に姿を現しているだけです。
このプロジェクトもなかなかじれったいですね。既に3年も待っていますが、得られている成果物は非常に限られています。難工事である事は分かっていますが、なかなか進捗が目に見えません。しかしそれだけ地下も含めて複雑な施工が行われているので、完成時の感動も比例して高まるものと思われます。
そんな中、北側の一部の仮囲いが一時的に撤去されて簡易フェンスに置き換わりました。こんなチャンスは滅多にないありません!
万歳させて貰いました。この日は3点式パイルドライバが激しく音を立てて稼働していました。ロックオーガーを装着して削孔し、旧神戸阪急ビル東館の基礎や地中躯体を破砕・撤去していめす。
以前はドイツバウアー社製BG大型掘削機が稼働していました。その後、3点式パイルドライバとクローラークレーンが投入されました。
地中障害物撤去は3点式パイルドライバを使用するロックオーガー法、BG掘削機を使うBG法、そしてクローラークレーンを活用したオールケーシング法等があり、現場や用途によって使い分けされています。
この現場では敷地面積は狭いものの、全ての工法が適用されたゴージャスな地中障害物撤去工事が行われています。
前回、いつもの如く早とちりして西側部分も着工?と書きましたが(そう思いたいという想いもあって)、まだ解体工事が進行中です。
I期工事で部分的に完成した東側の低層部の屋上に何やら鉄骨が設置されています。上層階を継ぎ足す為の床でしょうか?
三宮再開発にいち早く取り組み始めた阪急。後続がなかなか付いてこない中、独走状態が続きます。チラリと見えるタワークレーンはJR三ノ宮駅ターミナルビルの撤去用に設置されたものです。
まだ不完全燃焼ではありますが、JRと阪急の駅ビルで工事が始まった模様をワンフレームに収める事が出来ました。
神戸阪急ビル増築工事
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このままのペースで2021年までに工事が完了するのか疑問ですね。