旧居留地91番

神戸旧居留地91番地新築工事 「神戸旧居留地91番館」遂に上棟!新築ビルへの市外からの企業進出に拍車が掛かるか



江戸町筋は神戸銀行協会ビル跡地で建設中の「神戸旧居留地91番館」。神戸土地建物が計画する地上11階 地下1階 延床面積約7,760平方メートルの規模のオフィスビルで、設計を安井建築設計事務所、施工を鹿島建設が担当しています。



4月のタワークレーン導入から開始された鉄骨工事は遂に上棟を迎え、最高高さ49mに達しました!



思っていた以上に存在感のある建物になりそうです。周囲には高さ60-70mの建物が立ち並ぶので、埋もれてしまうかもと思いましたが、デザイン面でも強さを持つものと思われます。



セットバックした6-11階は隣接する神栄本社ビルよりも頭一つ飛び抜けています。



セットバックした上層フロアの6-7階には尼崎からアシックスジャパンの関西支社が移転してくる事が既に決定しています。このビルは神戸市の設けたオフィスビル建設促進制度の指定第2号のビルですが、大手企業の入居は今後の新たな開発への弾みにもなるでしょう。



他フロアへの企業テナント誘致も水面下で進行していると思われます。神戸では竣工時から満室稼働というのは難しいですが、多少の時間を掛けても新築ビルは空床を埋めています。



ひと足先に竣工し、同じく市のオフィスビル建設促進制度指定を初めて受けた大和神戸ビルにもアシックス本社の機能が仮移転し、雲井通5のバスターミナルビル完成までの間、稼働します。つい最近は最上階10階に、東京の金融向けシステム開発企業・リボルブ・シスが神戸事業所を開設。100席を超える規模のオフィスです。

新築オフィスビルが市外からの企業進出の受け皿として機能を始めました。建設中の大規模ビルについても市外から企業誘致に大きな期待が寄せられます。

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