市庁舎建て替え計画

神戸市役所本庁舎3号館解体他工事 9階階上躯体の解体と地下埋戻し工事進行中 2号館は閉館



昨秋より作業が本格化している神戸市役所本庁舎3号館の解体工事。中田工務店による施工で進められています。解体完了後には跡地にて今夏より大林組と神鋼興産のJVで新中央区総合庁舎が建設される予定です。



3号館の解体は進捗が顕著になってきました。屋上に大きく目立っていた塔屋は既に姿を消しています。



上空から眺めた3号館の様子です。上層階の解体が本格的に行われており、躯体が瓦礫に変わっています。



油圧ショベルが稼働して床を崩していました。作業員の方が放水しながら解体が進められています。



作業予定を確認すると、9階階上解体と地下の埋戻しが行われている事が確認できます。



これからの解体作業は速度を上げて進む事でしょう。5ヶ月後には更地に変貌する予定です。



同じく解体を行なっている中田工務店が1号館の敷地内に空気調和設備室外機と配管の設置を完了させました。



3号館の解体完了後にスライド式に今秋から解体の始まる市役所本庁舎2号館。入居部署の移転は完了している模様です。



庁舎管理課より閉館の貼紙が掲示されました。



市庁舎の中で最も歴史の長い2号館。かつての本庁舎1号館で昭和32年竣工で築63年の古参の建物です。殆ど近代建築の領域に足を踏み入れています。



2、3号館が解体されると、一時的に大きな開放感が市役所周りに出てくる事でしょう。2号館解体後に建設が予定されているエネルギーセンターが出来るまでは今秋着工の新中央区総合庁舎がよく目立つものと思われます。



そして来年度に開発事業者を決定予定の2号館跡に建設される複合ビルは北側に集客機能を備えた高層棟を配し、低中層部に庁舎や音楽ホール、商業施設を備える構成になる構想です。集客機能の内容やデザイン的に1号館とどういった調和を図るのかも非常に興味深いところです。駅周辺だけでなく、いよいよ市庁舎周辺の開発も本格化します。

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