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神戸大学医学部附属病院を擁する神戸大学楠キャンパス内でJA三井リース建物が大学福教職員及び学生の福利厚生・教育研究活動及び課外活動施設の充実に加えて病院利用者へのサービス向上を図る建物を建設してしましたが、遂に竣工の兆しが見えてきました。
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プロジェクト概要
所在地 神戸市中央区楠町7-5-1, 7-5-2
事業者 JA三井リース建物株式会社
敷地面積 42,397.11㎡
延床面積 6,711.81㎡
規模 地上7階
高さ 39.16m
構造 鉄骨造
用途 大学 物販店舗 飲食店舗
設計 大林組
施工 大林組
着工 2021年12月
竣工 2023年5月末
建設状況の様子
前回の取材は昨年の9月に鉄骨建方が開始されて以来、実に7ヶ月ぶりの取材となってしまいました。既に5月末の竣工に向けて仕上げ工事が進行中で、建物外観は殆ど完成しているようです。
地上7階建ての建物は、1-3階の低層部をカーテンウォールで覆い、4-7階はサイディングの上にアルミのマリオンを細かく格子状に取り付けた外装です。上層部の開口は限られています。
マリオンで覆い隠す事で建物が一つのフォルムとして成り立っているようです。
物販店舗や飲食店が出店する低層部。ガラス張りのフロアには学生や附属病院の来院者が利用できるカフェ等の開業も見込まれており、地域の賑わいへの貢献も期待されています。
カフェには大手チェーン店が出店する事になるのかと思っていましたが、誘致されるテナントが決定したようです。
出店するのはタリーズコーヒー。「タリーズコーヒー神戸大学病院(仮)店」として、6月1日(木)のオープンを予定しています。タリーズコーヒーは名谷の駅ビル「tete名谷」の北ゾーンにも今夏の出店が決定しています。
神大病院内には既にドトールが出店していますが、タリーズコーヒーは、より街に開かれた形での出店となります。他にもコンビニや書店等の開業も見込まれる事でしょう。
2-3階には屋外歩廊も設けられており、アクセスする階段が南面に構築されています。
南側には大きめの公開空地も整備されるようです。
県道428号線沿いの為、非常に車の通りは多いものの、周辺にはこれまであまり店舗は存在せず、人通りはどちらかと言えば少なかった交差点周りに賑わいをもたらし、人の流れを作る施設としての機能に期待大です。
予定通りの工期で竣工を迎える予定の神戸大学楠キャンパス福利厚生施設。完成と低層部の商業フロアの開業が楽しみです。
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