JR三ノ宮駅、兵庫駅の天井耐震化工事に目処がつき、残るは神戸駅の完成を待つのみとなりました。神戸駅でもすでにコンコース内の半分以上で作業床を支えていた鉄骨の柱や梁が姿を消し、真新しい天井がお目見えしています。
梁の下に柱が付いている三ノ宮駅や兵庫駅と異なり、神戸駅は天井に直接、柱が付いている形です。梁を天井パネル内に収めてしまっていると言った方が正解でしょうか。その分、スッキリとした印象です。
そしてこの構造がもたらしたメリットによって実現したのが、柱頭のライトアップならぬライトダウン?です。柱の周りに3灯のLEDダウンライトを配して柱の装飾を照らしています。これは三ノ宮駅や兵庫駅ではなされていない演出です。
柱の下部を覆う外装がどのようなデザインと材質になるのか楽しみです。三ノ宮駅はシンプル且つモダンな艶無しステンレスパネル、兵庫駅は石目調鋼板パネルでした。神戸駅に使われている統一カラーはダークブラウンなので、この色に合わせた垂直木目調鋼板パネルが私の予想ですが、さてどうなることやら。
改札前付近はまだ鉄骨が残っていますが、ほとんどの床は撤去されているので、もうまもなくコンコース全体が鉄骨の無い元の開放感を取り戻すものと思われます。
改札内はすでにほぼ完成しています。
JR神戸駅はその歴史を背負うようにレンガ調の腰壁とダークブラウンの案内表示で統一されています。
中央口とビエラ口を結ぶ通路です。
新設されたビエラ口は今回の工事対象ではありません。umieの開業によって同駅の乗降客数は増加傾向にあると言います。南側にタワーマンションも急増しています。読者の方もコメントされていましたが、三ノ宮に目処が立った暁には県下2番目の神戸駅にも一定規模の駅ビル建設を検討して欲しいと思います。その場合はやはり用地的に北側という事になるかと思います。10階前後の建物とし、低層部数フロアを商業に充て、残りはホテルとオフィスでしょうか。北側の再開発にも刺激を与える事も期待できます。
JR神戸駅天井耐震改修工事
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いつも楽しく拝読しております。
神戸駅ではないのですが、ポートライナーの三宮駅の車止めの位置が変更になるようです。
5月19日からとのことで、いよいよターミナルビルの解体が始まるかもしれません。
ご存知だと思いますが、阪急神戸ビルがPCウォール貼り付け始まっています。旧阪急三宮ビルの外観が少し拝めます。
先程、神戸市役所からのプレスリリースがでていました。ご指摘のポートライナー 車止め位置変更は、三宮ターミナルビル解体に伴うもので間違いないですね。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2018/04/20180420161301.html
スタイリッシュな感じになりました。
それは良いことだと思います。
神戸駅はウミエの最寄の駅ということでまだまだまだ発展し、地下鉄海岸線、神戸高速(阪急、阪神、山陽、神鉄)の接続できるターミナルです。それこそ三宮に負けない再開発をするべきです。
また元町6丁目商店街からも徒歩5分圏内ですが、うまく活かされてないのが僕の主観です。