初代から数えて70周年を迎えた神戸国際会館及び25周年を迎えた現在の神戸国際会館。三宮の復興ランドマークとして再建された複合施設は、四半世紀を経ても、にぎわいの結節点としての機能と役割をしっかりと果たしており、その姿に色褪せを感じる事は殆どありません。
その神戸国際会館の地下1-2階を占める商業施設「SOL」は、落ち着いた雰囲気の中で、高感度のテナントが集積し、ゆったりと快適に過ごせる商業空間というコンセプトを開業以来、維持し続けています。
25周年を迎えるにあたり、SOLは「アップデートライフ」というキャッチフレーズを元にプチリニューアルを実施。店舗エントランスが接する階段ベンチのあるサンクンガーデン軒の施設ロゴや柱の美装化を進めました。
緑を基調としたモザイクタイルに覆われた店内の柱が開業以来のシンボリックな存在であり、温かみのあるフロアのアクセントとして、デザイン上の斬新感を与えてきましたが、同様のモザイクタイルをサンクンガーデン内の柱にも適用。
エントランス周りも緑に覆われる形にリニューアルされました。
アップデートライフ・神戸リニューアル。
神戸におけるスターバックスの1号店であった神戸国際会館SOL店が今でもエントランス脇で賑わいをもたらす重要な存在です。さんちかや地下鉄海岸線三宮花時計前駅に直結した大型複合施設として、ハイセンスな日常の提供が
エスカレーター横には、トアウェストのセレクトショップ「HIBARI NORTH BANK」が、2号店をオープンさせました。
トアウェストや乙仲通り等、神戸のトレンドを牽引し、新たなビジネスが生まれるエリア発祥の店舗が、次のステップへの移行手段として、三宮や元町の大型商業施設に出店し、更に関西、西日本、全国へと展開していく神戸ブランドが増えていって欲しいと思います。
今回のリニューアルを機に、店内の案内表示も刷新し、兵庫県産木材の端材を使用。温かさを与える内装にサステナビリティのコンセプトも加わりました。
また店内中央のエスカレーター周りの円形吹き抜けの梁部分も植物で覆いました。
今回のリニューアルで、地下2階にはファッション雑貨ブランドの「Per viam」も出店。
都心では今後、再開発が進み、JR三ノ宮駅ビル、バスターミナルビル、新市役所2号館等、大型商業施設が次々と新たに誕生し、既存の商業施設との競争も過熱しますが、それぞれが工夫を重ねて競争力を維持し、広域からも神戸に人を呼び寄せられるよう頑張って欲しいと思います。
25周年・70周年を迎えた神戸国際会館SOLがリニューアルオープン
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