神戸市は市内の廃校跡地活用についてサウンディング型市場調査を実施してきましたが、その中で昨年その対象となった兵庫区の湊山小学校跡地の再整備について、今夏に利活用する事業者を決める公募型プロポーザルを公告していました。そして今週に優先交渉権者を発表し、5者の応募の中から村上工務店とティーハウス建築設計事務所で構成するグループが選定されました。この二社はつい先日も東遊園地の賑わい拠点施設の整備運営プロポーザルでも優先交渉権を獲得しています。村上工務店は三宮プラッツ改修も施工しており、神戸市の都市再整備事業に積極的に参画する事を事業の柱に据えているようです。
提案された計画図です。幹線道路に面した小学校跡地ですが、鉄道駅からは距離があり、アクセス性には難のある立地ですが、幹線道路に面している為、車での集客をメインとして、地域の賑わい及びコミュニティ形成拠点としての活用が主目的です。
一部の既存の校舎を改修して再利用しながら、新築建物も建設し、緑溢れる複合商業コミュニティ施設として学校跡地を蘇らせます。
なかなか難しい立地条件の上に敷地面積が5,000平方メートルを超える大きな開発用地に対して5者からの提案があった事は寧ろ驚きです。優先交渉権者の提案はよくまとめられていますが、他者グループからの提案内容がどのようだったかも知りたいところではあります。
兵庫区湊山小学校跡地再整備 優先交渉権者決定
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市内でも珍しく地域人口が増えていることもあって、かつての平野地区の賑わいを取り戻せるか期待しています。