都心再整備プロジェクトの一環として検討されている東遊園地の再整備案を有識者会にて検討するアドバイザリーボードの第2回会合が開かれました。これまでのところ、北側中央部に設けられるにぎわい拠点に村上工務店を代表とするグループの案が選定されている他、南側には建築家安藤忠雄氏より寄贈されるこども図書館の建設構想が盛り込まれた全体整備案が示されています。
第1回の会合での整備案を示した平面図によると、北側のメインエントランスから公園北側を南に向かって斜めに縦断し、旧居留地方面への動線を設ける事で東遊園地を経由した街の回遊性を生む設計が検討されているようです。中央に公募が終わり、村上工務店他グループが提案したカフェやイベントスペースを設ける鉄骨平家建のアーバンピクニックが建設されます。この他にも北側にはウッドデッキテラスを想定したエリアに第2のにぎわい拠点施設が設けられるようです。こちらも近い将来、事業案が公募されるものと思われます。
南側です。花時計の西側を囲むような形でこども図書館が建設される予定です。花時計は現状、暫定とされていますが、このまま恒久になる気がします。東側は新たな税関前歩道橋が拡大してくる為、その動線気にスペースを確保する想定です。
現状、まだ社会実験の位置付けを脱していない芝生広場は恒久整備を想定していますが、ルミナリエとの共存をどのように図るのかをしっかりと検討しなければなりません。公園の南角にも第3のにぎわい拠点施設や流れ、池等も想定されるようです。
今後、第3回の会合を経て整備設計が固められる予定ですが、第2回の会合内容でどこまで整備案が固められたのか次第で今後のスケジュールが左右されます。
東遊園地再整備 第2回アドバイザリーボード開催
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク